宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:03)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/21 --- ---
8/20 --- ---
8/19 --- ---

黒点  8/20 (NOAA)
磁場 フレア
1100 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:57 300 -0.4
-2 h 296 -0.6
-4 h 300 -2.0
-6 h 299 -0.7
-8 h 307 +0.3
-10 h 305 +0.2
-12 h 311 -2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
8/21 0.4 8x10^2
8/20 0.4 8x10^2
8/19 2.8 8x10^2
8/18 4.1 1x10^3
8/17 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/16 13:46 1099黒点群は、C5.4の小規模フレアを起こしました。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
2010/ 8/17 10:12 1099黒点群の活動は続いていますが、そろそろ西に没します。太陽風は穏やかです。
2010/ 8/18 11:06 380km/秒の穏やかな太陽風が続いています。1099黒点群は西に没しました。
2010/ 8/19 10:14 西に沈んだ1099黒点群で、C4.5のフレアが発生しました。太陽風は低速風です。
2010/ 8/20 09:58 太陽は穏やかです。太陽風の速度は320km/秒まで下がっています。
最新のニュース

2010/ 8/21 09:03 更新
太陽風の速度は300km/秒まで低下し、磁気圏もとても静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、もう一段低下して、300km/秒となっています。
一時的に290km/秒まで下がったりもして、かなり低速の状態です。
磁場強度も、2〜3nT付近を変化していて、弱まったままです。
とても穏やかな太陽風が続いています。

27日周期の図で、前周期の太陽風の速度を見ると、
今日に相当する7月25日から、400km/秒台中盤まで速度が上がっています。
今回はどうなるでしょうか。
雰囲気としては、もうしばらく低速の風が続きそうに見えます。


磁気圏も静穏です。
AE指数はほとんど変化していません。

前周期通りであれば、23日頃からコロナホールによる高速太陽風がやって来ます。
(コロナホールの様子から、少し遅れるかもしれません)
高速風の立ち上がりは、磁場強度も強まって、
オーロラ活動が強まりやすい条件になっています。
太陽風の磁場がどれだけ南を向くかによって、オーロラの活動度は変化しますが、
昭和基地のライブカメラや、そろそろアラスカのライブカメラにも注目したいところです。


太陽は、1099黒点群が向こう側へ回って、
X線のグラフはすっかり静かになりました。
1100群も黒点はほとんど見えず、太陽は無黒点に近い状態です。




GOES-14のX線カメラによる太陽コロナ。
(c) NOAA/SWPC


SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。