宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/14 --- ---
8/13 --- ---
8/12 --- ---

黒点  8/14 (NOAA)
磁場 フレア
1093 2 α ---
1098 6 β ---
1099 13 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 417 +0.9
-2 h 418 +0.9
-4 h 420 +0.7
-6 h 427 -0.0
-8 h 405 +0.5
-10 h 437 +2.9
-12 h 424 -0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
8/14 0.5 2x10^3
8/13 0.4 3x10^3
8/12 0.4 3x10^3
8/11 0.4 3x10^3
8/10 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/ 9 12:55 太陽は静穏です。太陽風は平均的な速さで、磁気圏も静かです。
2010/ 8/10 06:11 太陽風の速度がやや高速になっています。南向き磁場の影響で、オーロラ活動が活発になりました。
2010/ 8/11 13:46 新しい黒点が現れています。太陽風はやや高速です。
2010/ 8/12 14:05 太陽風の速度が350km/秒に下がり、低速風になっています。
2010/ 8/13 10:02 350km/s程の低速の太陽風が続いています。太陽も静穏です。
最新のニュース

2010/ 8/14 13:05 更新
1099黒点群が新しく発生しました。太陽風、磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽の西側に見えている1093黒点群のすぐ左に、
新しい黒点が出現しました。
1099黒点群と番号が付けられています。
急に現れた印象です。

1099群は、Bクラスの小さな変化を何度か起こしています。
小さな活動ばかりですが、
更に強まって、Cクラスの小規模のフレアなどを
起こす様になるかもしれません。
しばらく、この後の変化に注目して下さい。


太陽風は、420km/sと平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、一旦5nTに上がり、
現在は2nTにまた弱まっています。

磁気圏は静穏で、
オーロラの活動度を示すAE指数は、
ほとんど変化していません。

太陽風は、この後も一週間程度、
穏やかな状態が続くのではないかと思います。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。