宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:46)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/11 --- ---
8/10 --- ---
8/ 9 --- ---

黒点  8/11 (NOAA)
磁場 フレア
1093 2 α ---
1095 1 α ---
1096 12 β ---
1097 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 471 -2.0
-2 h 458 +0.7
-4 h 457 -2.1
-6 h 471 -1.3
-8 h 467 -1.8
-10 h 450 +0.5
-12 h 437 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -16 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
8/11 0.4 3x10^3
8/10 0.5 3x10^3
8/ 9 0.8 4x10^3
8/ 8 0.8 5x10^3
8/ 7 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/ 6 06:10 高速太陽風は続いていますが、大きな乱れは終わりました。
2010/ 8/ 7 04:31 太陽風の速度は、平均的なレベルに下がりつつあります。太陽でCクラスのフレアが発生しています。
2010/ 8/ 8 07:03 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風、磁気圏は穏やかです。
2010/ 8/ 9 12:55 太陽は静穏です。太陽風は平均的な速さで、磁気圏も静かです。
2010/ 8/10 06:11 太陽風の速度がやや高速になっています。南向き磁場の影響で、オーロラ活動が活発になりました。
最新のニュース

2010/ 8/11 13:46 更新
新しい黒点が現れています。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

太陽は今日も黒点がいくつも見えて、にぎやかです。
昨日、東の端から白斑が現れましたが、
それに続いて黒点が姿を現しています。
1097黒点群と番号が付いていて、
早速、B8の小さなフレアを起こしました。

その1097黒点群の右下にも、小さな黒点が現れています。

また、右上側に見える1096群も、小さなフレアを数回起こしている様です。

活発という状態ではありませんが、
今後、小規模のフレアなどが発生するかもしれません。


太陽風は、一旦、400km/秒に下がったものの、
また460km/秒に上がっています。
磁場強度は、5nTでだいたい安定しています。

AE指数では、図の後半に500nTを少し越える程度の高まりが見られ、
中規模の磁気圏活動が発生しています。
しかし、太陽風の磁場はそれ程南を向いている様子でもないのですが、
よく変化しています。


今後も太陽風は基本的には穏やかに推移すると思われます。


先ほど帰国し、成田空港から更新しています。
やはり、日本は暑いです。
エアコンの効いた空港内で、汗をかいています。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。