宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 8/ 9 12:55 更新 太陽は静穏です。太陽風は平均的な速さで、磁気圏も静かです。 担当 篠原 M1.0の中規模フレアの後、太陽の活動は落ち着いています。 X線のデータでは、B2ほどの小さな変化は見られますが、それ以上の変化はありません。 しばらく休んで再び活動を起こすというのも、よく見られるパターンなので、 引き続き注意する必要はありますが、それほど活発ではないようです。 太陽面には4つの黒点群が見えています。 西の端(右端)に沈みかけの1092黒点群、中央やや左に大きく1093黒点群、 その右下側に1095黒点群、もうひとつ右上側に、新しく1096黒点群が出現しています。 あまり派手な黒点はありませんが、ひと頃に比べれば、だいぶにぎやかに感じます。 今日はSOHO EIT195の更新がないので、GOES14のX線画像を掲載します 太陽風は、速度400km/秒、磁場強度5nTと平均的な状態を保っています。 27日前の前周期は、300km/秒台の低速風だったのですが、 多少様子が変わっているようです。 磁気圏への目立った影響はなく、AE指数は静かです。 今日、明日と穏やかな状態が続きますが、 明後日くらいに速度の高まりが見られるかもしれません。 27日周期の図で、7月15日に見られる小さな高まりです。 コロナホールが見られなくなっているので、今回は見られないかもしれません。 その場合、10日程穏やかな太陽風が続くでしょう。 放射線帯高エネルギー電子の増加は、昨日の4000程度で止まりました。 今後はゆっくりと減少していきます。 カムチャッカの作業も明日までとなり、水曜日の朝にこちらを発ちます。 今日はとても良い天気で、風はやや冷たいですが、太陽の光が心地よい陽気です。 GOES-14のX線カメラによる太陽コロナ。 (c) NOAA/SWC SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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