宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (04:31)
昨日、C1.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内が荒れています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 7 --- ---
8/ 6 05:29 C1.4
8/ 5 --- ---

黒点  8/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1092 1 α ---
1093 4 β C1
1094 7 β ---
1095 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
04:26 442 +0.5
-2 h 451 -2.2
-4 h 450 -2.4
-6 h 462 -0.5
-8 h 473 -0.2
-10 h 482 -0.6
-12 h 484 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:59 -23 -59/ 9
-2 h -23 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
8/ 7 0.3 3x10^3
8/ 6 0.4 2x10^3
8/ 5 0.5 3x10^3
8/ 4 5.3 6x10^3
8/ 3 0.6 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/ 2 11:31 C3の小規模フレアが発生しました。CMEを伴っており、地球へ影響が来るでしょう。
2010/ 8/ 3 09:25 太陽風は通常の速度に戻りつつあります。太陽は小さなフレア程度です。
2010/ 8/ 4 09:45 CMEによる太陽風の擾乱が到来し、磁気嵐が発生しています。7月の黒点数を報告します。
2010/ 8/ 5 10:07 磁気嵐が発生し、活発なオーロラ活動が続いています。しかし、太陽風の乱れは弱まり始めています。
2010/ 8/ 6 06:10 高速太陽風は続いていますが、大きな乱れは終わりました。
最新のニュース

2010/ 8/ 7 04:31 更新
太陽風の速度は、平均的なレベルに下がりつつあります。太陽でCクラスのフレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、440km/秒まで下がりました。
高速太陽風は終わり、平均的な速度に戻りつつあります。
磁場強度は、2nTから4nT近くに少し戻っていて、
これもCMEの影響が終わったことを示しているのかもしれません。

27日周期の図で前周期を見ると、現在は、低速風が続いている期間です。
CMEの擾乱が終わるとともに、太陽風は低速風へ変わっていくのではないでしょうか。


太陽風磁場の南北成分は、-2nTほどですが、南向きになっています。
このため、中小規模のオーロラ活動が発生しています。
AE指数は、300〜500nTほどの変化が続いています。
今後、速度が下がっていくと、オーロラの活動はより小規模になっていきます。


放射線帯の高エネルギー電子は、昨日になって上昇を示し、
数千のレベルまで上がっています。
この後、警戒レベルに達するかもしれません。
しばらく注目してください。


太陽では、1094黒点群、1095黒点群と2つの新しい黒点群が発生しています。
1094群は、西の端北半球側(右上端)に、1095群は、南東(左下)に見えています。
また、昨日のニュースの後に、1094群(東側の大きな黒点)が、
C1.3の小規模フレアや、Bクラスの小さなフレアを数回起こしています。

特に活発化しているということはなさそうですが、
今後もCクラスのフレアなどを起こすかもしれません。


今日のカムチャッカは、どんよりと曇っていて、いくらか雨も降っているようです。
気温も下がって、少し寒そうです。
体感としては、秋が深まりつつある頃という感じでしょうか
(もちろん、こちらにとっては夏ですが)。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。