宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 8/ 6 06:10 更新 高速太陽風は続いていますが、大きな乱れは終わりました。 担当 篠原 CMEによる太陽風の乱れは、まだ残っています。 現在の太陽風の速度は、500km/秒と依然高速状態が続いています。 しかし、磁場強度はすっかり弱ってしまって、2nTほどになっています。 この後、速度も低下に向かうと思われます。 以降は穏やかな太陽風となるでしょう。 磁気圏の乱れも、ほぼ収まっています。 AE指数の変化は、昨日の昼以降すっかり小さくなっています。 図の後半は200nTほどの変化しかありません。 沖縄の磁場変化は、まだ50nT近く下がった状態です。 磁気嵐に発生する環電流はゆっくりと減少しますので、 こちらの影響はもう数日残るでしょう。 しかし、磁気圏としては静穏になったと言えます。 放射線帯の高エネルギー電子は、現在もそれほど強まっていません。 今回は高まることはないでしょう。 太陽も静穏のようです。 黒点の様子に特に変化はなく、X線データにもほとんど変化は見られません。 今日は時間がほとんどないので、簡単な更新です。 週末いっぱい、更新が不定期になる可能性があります。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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