宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (06:10)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 6 --- ---
8/ 5 --- ---
8/ 4 --- ---

黒点  8/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1092 4 β ---
1093 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:07 519 +0.9
-2 h 514 -0.2
-4 h 515 +0.7
-6 h 511 +0.6
-8 h 522 -0.7
-10 h 518 -0.6
-12 h 503 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
04:59 -28 -29/ 4
-2 h -29 -26/ 3
-4 h -31 -26/ 4
-6 h -35 -24/ 6
-8 h -37 -22/ 5
-10 h -37 -24/ 13
-12 h -37 -34/ 8

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
8/ 6 0.3 4x10^2
8/ 5 0.5 3x10^3
8/ 4 5.3 6x10^3
8/ 3 0.6 6x10^3
8/ 2 0.5 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 8/ 1 12:16 高速太陽風は低下が始まり、520km/秒となっています。太陽は小さな活動程度です。
2010/ 8/ 2 11:31 C3の小規模フレアが発生しました。CMEを伴っており、地球へ影響が来るでしょう。
2010/ 8/ 3 09:25 太陽風は通常の速度に戻りつつあります。太陽は小さなフレア程度です。
2010/ 8/ 4 09:45 CMEによる太陽風の擾乱が到来し、磁気嵐が発生しています。7月の黒点数を報告します。
2010/ 8/ 5 10:07 磁気嵐が発生し、活発なオーロラ活動が続いています。しかし、太陽風の乱れは弱まり始めています。
最新のニュース

2010/ 8/ 6 06:10 更新
高速太陽風は続いていますが、大きな乱れは終わりました。

担当 篠原

CMEによる太陽風の乱れは、まだ残っています。
現在の太陽風の速度は、500km/秒と依然高速状態が続いています。
しかし、磁場強度はすっかり弱ってしまって、2nTほどになっています。

この後、速度も低下に向かうと思われます。
以降は穏やかな太陽風となるでしょう。

磁気圏の乱れも、ほぼ収まっています。
AE指数の変化は、昨日の昼以降すっかり小さくなっています。
図の後半は200nTほどの変化しかありません。

沖縄の磁場変化は、まだ50nT近く下がった状態です。
磁気嵐に発生する環電流はゆっくりと減少しますので、
こちらの影響はもう数日残るでしょう。
しかし、磁気圏としては静穏になったと言えます。

放射線帯の高エネルギー電子は、現在もそれほど強まっていません。
今回は高まることはないでしょう。


太陽も静穏のようです。
黒点の様子に特に変化はなく、X線データにもほとんど変化は見られません。


今日は時間がほとんどないので、簡単な更新です。
週末いっぱい、更新が不定期になる可能性があります。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



沖縄の磁場擾乱
下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。