宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/26 --- ---
7/25 --- ---
7/24 --- ---

黒点  7/25 (NOAA)
磁場 フレア
1089 20 β ---
1090 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 439 -0.9
-2 h 436 -1.1
-4 h 440 -1.4
-6 h 448 +0.6
-8 h 425 -2.5
-10 h 427 -1.2
-12 h 430 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -10 -16/ 9
-2 h -10 -15/ 4
-4 h -8 -11/ 7
-6 h -11 -13/ 10
-8 h -9 -14/ 8
-10 h -8 -23/ 4
-12 h -7 -24/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
7/26 0.4 4x10^1
7/25 0.3 4x10^1
7/24 0.4 5x10^1
7/23 0.4 5x10^1
7/22 0.4 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 7/21 11:29 C1.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は、明日くらいまで低速でしょう。
2010/ 7/22 10:12 1089黒点群は発達しています。太陽風は低速です。明日以降、高速風の到来が予想されます。
2010/ 7/23 09:32 1089黒点群は、小さな活動を続けています。太陽風は低速で、速度上昇はこれからです。
2010/ 7/24 11:58 太陽風磁場が強まり、高速風が近づいていると思われます。
2010/ 7/25 08:40 太陽風は360km/秒と低速風が続いています。今日、明日には高速風が始まりそうです。
最新のニュース

2010/ 7/26 09:30 更新
太陽風は450km/秒とやや高速の状態になっています。今後、更に高速の風が来る可能性があります。

担当 篠原

昨日の午後くらいから、太陽風の速度がゆっくりと上がって、
450km/秒とやや高速の風になりました。

高速風領域が回帰してきたと見られますが、その勢いは弱く、
27日周期の図で前周期と比較すると、高速風の分布がずいぶん変わっているようです。

SOHO EITの写真更新が停止しているので、
今日は、5日前にSTEREO Behindで撮影された太陽コロナ写真を掲載します。
地球とSTEREO Behindの位置は、5日分ほどずれています。
このため、5日前の写真より、現在地球から見える太陽の様子を推定することができます。

すると、太陽の北半球側に大きくコロナホールが広がっている事が分かります。
先頭(左側)は既に、太陽の西端(右端)まで大きく迫り出していますが、
現在までの太陽風の様子から、
この部分からの影響はほとんどなくなっていることになります。

続いて、コロナホールの太い部分が太陽の中心線を通過しています。
今後は、この領域からの影響がやって来ると考えられます。
前周期同様に、速度の高い太陽風がこれからやってくる可能性があります。
引き続き注目してください。


現在の磁気圏活動は、AE指数で300〜500nTの変化が時々見られる程度で、
比較的穏やかです。
速度が多少上がってきていますが、今後、更に上昇すると、
オーロラ活動も一段と活発化する可能性があります。


太陽は、中心の南側に1089黒点群、北東側(左上)に1090黒点群が見えています。
どちらも活動は特に起こしておらず、太陽は穏やかです。
特に、1089群は、黒点が少なくなり、形も単純になっていて、
勢力は弱まり続けているようです。



STEREO Behindによる、5日前の太陽コロナ。この写真から、地球から見える現在の太陽を推定できます。
(c) NASA


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。