宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 7/21 11:29 更新 C1.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は、明日くらいまで低速でしょう。 担当 篠原 1089黒点群の活動レベルが若干上昇しているようです。 X線のグラフを見ると、昨日よりもやや強い強度で変動しています。 その変化のひとつが、ちょうどCクラスを越えていて、 C1.4の小規模フレアとなっています。 20日22時半(世界時20日13時半)です。 SOHO EIT195の動画でも、1089黒点群は小刻みに変動している様子が分かります。 黒点も増えているようで、引き続き、中小規模のフレアを起こす可能性があります。 太陽風は、速度が300km/秒から330km/秒へやや上昇していますが、 依然、低速状態が続いています。 磁場強度は5nT付近と、平均的な強度です。 磁気圏も静穏で、AE指数には小さな変化がいくつか見られる程度です。 27日周期の図を参考にすると、明日くらいまでは低速で穏やかな太陽風が続くでしょう。 23日頃から、コロナホールの影響がやって来るかもしれません。 STEREO Behindの写真も参考にすると、コロナホールは、今太陽の中心に来ている部分よりも、 東端に見えている部分の方が、濃く、大きく広がっています。 前周期の変化もそうでしたが、これからやってくる太陽風の乱れは、 時間とともに、次第に乱れが強まっていきそうです。 10日間程度、高速風が続くと予想されます。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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