宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/24 --- ---
7/23 --- ---
7/22 --- ---

黒点  7/24 (NOAA)
磁場 フレア
1089 35 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 378 +6.7
-2 h 380 +8.4
-4 h 369 +6.3
-6 h 368 +4.0
-8 h 379 +5.7
-10 h 384 +5.5
-12 h 396 +4.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 13 9/ 15
-2 h 11 -4/ 25
-4 h 12 -14/ 11
-6 h 12 -19/ 6
-8 h 3 -26/ 10
-10 h 2 -19/ 7
-12 h 1 -22/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
7/24 0.3 5x10^1
7/23 0.4 5x10^1
7/22 0.4 6x10^1
7/21 0.4 8x10^1
7/20 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 7/19 14:27 太陽風の速度は、290km/秒まで下がっています。太陽は穏やかです。
2010/ 7/20 13:56 1089黒点群が現れ、Bクラスの変動を起こしています。太陽風は低速のままです。
2010/ 7/21 11:29 C1.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は、明日くらいまで低速でしょう。
2010/ 7/22 10:12 1089黒点群は発達しています。太陽風は低速です。明日以降、高速風の到来が予想されます。
2010/ 7/23 09:32 1089黒点群は、小さな活動を続けています。太陽風は低速で、速度上昇はこれからです。
最新のニュース

2010/ 7/24 11:58 更新
太陽風磁場が強まり、高速風が近づいていると思われます。

担当 篠原

太陽風の磁場強度が上昇し、10nTへ強まっています。
プラズマの密度も増加していて、これから速度も上昇を始めるかもしれません。
27日周期の図によると、前周期の高速風の回帰がそろそろ始まる頃です。
注目してください。

27日周期の図では、
セクターのグラフも、Toward(地球から太陽方向)へ切り替わっています。
この点も、前周期と同様の流れです。

現在の太陽風の速度は、360km/秒とまだ遅い状態です。


磁気圏の活動は、静穏です。
太陽風の磁場強度は強まっているものの、南北成分が北寄りに偏っているためです。
これが反転すると、磁気圏への影響度は一気に高まります。
磁場が強まっている間は、この点に注意する必要があるでしょう。


今日も太陽コロナ写真は、GOESのX線写真です。
今日は、最新の写真です。
コロナホールは、北半球側を東西に大きく広がっています。
この様子では、前周期同様に十分速度の高い高速風がやって来そうです。
継続期間も、1週間程度は続くのではないでしょうか。


太陽では、1089黒点群が、再びB9.3ともう少しでCクラスに達するフレアを起こしています。
しかし、活動はこれくらいで、特に活発化する様子は見られません。
1089黒点群としては落ち着きつつあるようです。
今後は、Cクラスの小規模フレアが発生する程度ではないでしょうか。



GOES-14のX線カメラによる太陽コロナ。
(c) NOAA


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。