宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/23 --- ---
7/22 --- ---
7/21 --- ---

黒点  7/22 (NOAA)
磁場 フレア
1087 2 α ---
1089 16 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 362 -0.5
-2 h 371 +1.7
-4 h 367 +0.3
-6 h 357 -0.7
-8 h 350 -2.1
-10 h 350 -1.0
-12 h 350 -3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -8 -9/ 4
-2 h -11 -15/ 8
-4 h -13 -18/ 3
-6 h -14 -16/ 6
-8 h -16 -13/ 8
-10 h -18 -21/ 7
-12 h -17 -26/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
7/23 0.4 5x10^1
7/22 0.4 6x10^1
7/21 0.4 8x10^1
7/20 0.4 2x10^2
7/19 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 7/18 10:07 C2.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は320km/秒の低速風です。
2010/ 7/19 14:27 太陽風の速度は、290km/秒まで下がっています。太陽は穏やかです。
2010/ 7/20 13:56 1089黒点群が現れ、Bクラスの変動を起こしています。太陽風は低速のままです。
2010/ 7/21 11:29 C1.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は、明日くらいまで低速でしょう。
2010/ 7/22 10:12 1089黒点群は発達しています。太陽風は低速です。明日以降、高速風の到来が予想されます。
最新のニュース

2010/ 7/23 09:32 更新
1089黒点群は、小さな活動を続けています。太陽風は低速で、速度上昇はこれからです。

担当 篠原

太陽は、今日の早朝に、B9.8とほぼCクラスの小規模フレアを起こしました。
1089黒点群の可能性が高いのですが、まだ確認できません。
1089黒点群は、その前にもBクラスの小さな変化をいくつも起こしていて、
活動の規模は小さいですが、活発な変化を見せています。

黒点の見え方は、昨日とあまり変わらないようです。

引き続き、小規模の活動に注意してください。


太陽風は、速度が360km/秒と若干上昇しましたが、依然、低速状態です。
磁場強度も5nTと平均的なままで、まだ高速風の気配は見えません。
昨日紹介した、27日周期の図のセクターを見ても、Away(太陽から地球向き)のままです。

太陽風の変化は、今日、明日には始まると思われます。
引き続きACEのデータに注目してください。

掲載している太陽のコロナ写真は、GOES-14からのものです。
昨日の朝に撮影した画像ですので、注意してください。
この写真では、コロナホールは、太陽の中心から東端に向かってまっすぐ伸びています。
地球への影響も、まもなく始まり、その後1週間から10日程度続きそうです。


現在の磁気圏活動は静穏です。
高速風の始まりで、磁場強度が上昇すると、
オーロラ活動が強まるきっかけとなるので、注意してください。



GOES-14のX線カメラによる太陽コロナ。
(c) NOAA


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。