宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/20 --- ---
7/19 --- ---
7/18 02:23 C2.5

黒点  7/20 (NOAA)
磁場 フレア
1087 1 α C2
1089 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 299 -3.0
-2 h 305 -0.3
-4 h 301 +0.8
-6 h 305 +1.3
-8 h 308 +3.2
-10 h 306 +3.0
-12 h 306 +3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:59 -7 -19/ 8
-2 h -8 -11/ 13
-4 h -6 -1/ 8
-6 h -7 -9/ 5
-8 h -8 -13/ 4
-10 h -7 -8/ 8
-12 h -8 -4/ 8

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
7/20 0.4 2x10^2
7/19 0.3 1x10^2
7/18 0.4 1x10^2
7/17 0.4 1x10^2
7/16 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 7/15 10:58 小規模フレアが2回発生しました。太陽風の変動が始まり、弱い磁気嵐が発生しているようです。
2010/ 7/16 09:23 太陽は穏やかです。太陽風は速度が下がり、磁気圏も静穏になっています。
2010/ 7/17 11:27 太陽、太陽風ともに穏やかです。放射線帯も増加していません。
2010/ 7/18 10:07 C2.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は320km/秒の低速風です。
2010/ 7/19 14:27 太陽風の速度は、290km/秒まで下がっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2010/ 7/20 13:56 更新
1089黒点群が現れ、Bクラスの変動を起こしています。太陽風は低速のままです。

担当 篠原

太陽の南半球東端から、新しい黒点群が上がってきました。
1089黒点群です。
この領域は、昨日は白斑が見えただけでしたが、それに続いて黒点がやって来ました。

SOHO EIT195の動画を見ると、この領域では小さな変動が活発に発生しています。
GOESのX線データでは、Bクラスの変動として観測されています。
今後、Cクラスに達する活動を起こすかもしれませんので、注目してください。


太陽風は、300km秒と遅い状態で安定しています。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な強さに戻りつつあります。

27日周期の図によると、太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界がやって来たようです。
昨日までは、Away(太陽から地球方向)だった太陽風の磁場が、
今日はToward(地球から太陽方向)に変わっています。

この変化そのものに大きな影響はありませんが、
セクターの切り替わりとともに太陽風の乱れがやって来るということがよくあります。
しかし、今回の切り替わりは静かなまま進行したようです。

太陽風は、このまま明後日くらいまで低速状態が続くでしょう。
EIT195では、ちょうど太陽の中心に小さなコロナホールが見えています。
ここからの太陽風の変動が、23日あたりにやって来る可能性があります。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。