宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 7/17 11:27 更新 太陽、太陽風ともに穏やかです。放射線帯も増加していません。 担当 篠原 今日の宇宙天気は、太陽、太陽風ともに穏やかです。 1087黒点群は、また少し小さくなり、丸い点ひとつだけになっています。 X線データは、Bクラスの小さな変化が見られる程度で、静穏です。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真の、南西(右下)に小さく光っている領域で、 小さな爆発が発生しています。 この活動領域は、特に発達する様子は見られないので、 現時点では注目する必要はなさそうです。 太陽は、このまま穏やかな状態が続くでしょう。 太陽風も、速度は380km/秒に下がり、 磁場強度も2nTに弱まって、すっかり穏やかです。 磁気圏の活動も、太陽風が落ち着くとともに、すっかり静かです。 AE指数の後半は、全く変化していません。 これから1週間程度、穏やかな日が続くでしょう。 27日周期の図を参考にすると、次の変動は7月23日ごろと予想されます。 放射線帯の高エネルギー電子は、低いレベルで増加が止まっています。 こちらは次に太陽風が乱れるまで、このままの状態が続くでしょう。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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