宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (06:19)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/10 04:26 C3.4
7/ 9 17:52 C1.9
07:02 C1.2
7/ 8 --- ---

黒点  7/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1084 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:06 341 -1.4
-2 h 355 -1.4
-4 h 353 -2.5
-6 h 356 -1.6
-8 h 362 -2.4
-10 h 358 -3.3
-12 h 357 -4.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
04:59 -16 -17/ 3
-2 h -17 -13/ 5
-4 h -18 -10/ 4
-6 h -19 -15/ 2
-8 h -20 -18/ 13
-10 h -19 -31/ 5
-12 h -18 -28/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
7/10 0.4 2x10^3
7/ 9 0.5 9x10^3
7/ 8 0.5 7x10^3
7/ 7 0.5 7x10^3
7/ 6 0.4 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 7/ 5 09:35 太陽風の速度は500km/秒に下がり、高速風は終わりに近づいています。300万アクセスを記録しました。
2010/ 7/ 6 12:17 太陽風は通常の速度に下がりました。新しい黒点が出現しています。
2010/ 7/ 7 11:22 太陽風は、350km/秒の低速風に変わっています。6月までの無黒点日の推移です。
2010/ 7/ 8 10:55 300km/秒台前半の低速太陽風が続いています。太陽はふたご座を通過中です。
2010/ 7/ 9 09:09 320km/秒の遅い太陽風が続いています。C1の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2010/ 7/10 06:19 更新
Cクラスの小規模フレアが発生しています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の北東(左上)に現れた活動領域に、小さな黒点が見えています。
1087黒点群と、番号が付けられたようです。

この黒点群が、Cクラスの小規模フレアを起こしています。
9日18時(世界時9日9時)に、C1.8、
10日4時(世界時9日19時)に、C3.4です。
どちらも規模は小さいですが、
黒点群は、活発に活動している様です。
今後の発達に注意して下さい。


太陽風は、低速状態が続いています。
速度は、320km/sから360km/sに少し上がっていて、
昨日の太陽風磁場の変化は、これに対応していたのかもしれません。

太陽風磁場は、南寄りになっています。
そのため、磁気圏がやや活動的になっています。
AE指数は300nT程度の小規模変動が続いています。

太陽風は、この後も基本的には低速状態が続くでしょう。
次の高速風をもたらすコロナホールは、太陽の中心線に近づいている所です。


今日は学校の用事で熊本の八代に来ています。
珍しく早朝の更新です。



SOHO EIT195による太陽コロナ
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。