宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:35)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 5 --- ---
7/ 4 --- ---
7/ 3 --- ---

黒点  7/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1084 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 502 +1.4
-2 h 490 +1.3
-4 h 510 +0.7
-6 h 513 +0.2
-8 h 538 +0.1
-10 h 534 +0.0
-12 h 543 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^3
7/ 5 0.4 8x10^3
7/ 4 0.5 1x10^4
7/ 3 0.5 2x10^4
7/ 2 0.5 1x10^4
7/ 1 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 6/30 11:57 太陽風の速度は630km/秒に上がり、高速風が強まっています。オーロラ活動も強まっています。
2010/ 7/ 1 09:16 600km/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラの活動も続いています。
2010/ 7/ 2 08:16 600km/秒台前半の高速の太陽風が続いています。放射線帯が強まっています。
2010/ 7/ 3 13:29 600km/秒の高速太陽風が続いています。これから速度は低下に向かいそうです。
2010/ 7/ 4 13:54 太陽風の速度はやや下がりましたが、現在も高速です(580km/秒)。CMEが東西に発生しています。
最新のニュース

2010/ 7/ 5 09:35 更新
太陽風の速度は500km/秒に下がり、高速風は終わりに近づいています。300万アクセスを記録しました。

担当 篠原

先月末の6月30日、宇宙天気ニュースへのアクセス累計が300万件に達しました。
どうもありがとうございます。
これまでの経過をまとめましたので、こちらをご覧ください。

宇宙天気ニュース300万カウント到達

太陽活動はさっぱり高まりませんが、のんびり付き合っていくしかありません。
どうぞこれからもよろしくお願いします。


600km/秒近い高速風が、4日間にわたって続いていましたが、
昨日の午後に速度の低下が始まり、現在500km/秒まで下がっています。
まだ高速の風ですが、勢いはだいぶ弱まりました。

太陽風の磁場強度も、3nTと弱まったままです。
このままゆっくりと、高速太陽風は終わりを迎えそうです。
明日には平均的な速度(およそ400km/秒)に戻るのではないでしょうか。

磁気圏のオーロラ活動も、小規模な変化に留まっています。
AE指数では、200nTほどの小さな変化が発生しているだけです。
速度が更に下がると、こちらも一段と静穏になるでしょう。


高速風が通過すると、1週間程度穏やかな太陽風が続きます。
今日はSOHOのWebページが止まっているようなので、
STEREO Behindの太陽コロナ写真を掲載します(EUVI 195)。

現在、STEREO Behindと地球との角度は70度に達し、
STEREO Behindは地球よりも5日ほど早い太陽面を見ています。
今日の写真では、太陽の中心を、コロナホールが南北に大きく伸びています。

5日後に地球から見る太陽がこの状態になるとすると、
高速風の到来は更に3日後と見込まれるので、
8日後の7月13日頃から次の高速風がやってくると予想されます。
27日周期の図による予想と、だいたい一致します。


放射線帯の高エネルギー電子は、やや減少し、
10,000のラインを割るくらいになりました。
やや高めの状態は続いていますので、注意してください。


太陽は、SOHOの可視光写真が見られないのですが、特に変化は無いようです。
X線のデータも平坦で、太陽は静穏です。



STEREO Behindによる太陽コロナ。地球よりも、5日ほど先の位置から見ています。
(c) NASA


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。