宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 7/ 2 08:16 更新 600km/秒台前半の高速の太陽風が続いています。放射線帯が強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、一時650km/秒を回復したりするなど、 600km/秒台前半の速い速度が続いています。 磁場強度も、4nTから5nT程度と、完全には弱まっておらず、 まだ高速風領域としては中盤に位置しているようです。 磁気圏のオーロラ活動も、規模は弱まってきましたが、 500nT前後の小中規模の活動が断続的に発生していて、にぎやかな状態が続いています。 例えば、AE指数の図の世界時3時付近に、700nTの活動が見られます。 この頃の、国立極地研究所による、南極昭和基地のオーロラの動画をご覧ください。 月明かりが雲を照らしていて、明るい空になっていますが、 激しいオーロラの動きを見ることができます。 (オーロラ写真のホームページはこちらです) 現在の太陽風の様子では、 高速の風は、3日程度は続きそうに思われます。 放射線帯の高エネルギー電子が、青線(GOES11)だけですが、 10,000の警戒レベルに達しています。 衛星の運用などでは注意が必要な状態です。 太陽の活動は静穏です。 1084黒点群がひとつ見えるだけです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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