宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/31 12:20 更新 太陽風は270km/秒とかなり低速の状態です。このまま静かに年越しとなるでしょう。 担当 篠原 12月28日に宇宙天気ニュースのアクセス累計が250万件に達しました。 これまでの経過をまとめましたので、ご覧ください。 宇宙天気ニュース250万カウント到達 太陽風は、昨日から、270〜280km/秒とかなり遅い状態で安定しています。 磁場強度も3nTと弱まったままです。 このため、磁気圏も静穏です。 AE指数はほとんど変化していません。 このまま年始にかけて、穏やかな太陽風が続きそうです。 昨日も書きましたが、27日周期の図によると、 1月2日前後に400km/秒くらいの速度の高まりが見られるかもしれません。 しかし、対応するコロナホールはとても淡くなっていて、 目立った影響はやって来ないように思われます。 その場合、1月10日頃まで低速の太陽風が続くでしょう。 太陽では、1039黒点群の形がまた変化しています。 今日の様子は、右と左に2つに分かれたようになっています。 X線のグラフを見ると、静穏レベルがBクラスへ少し高まっています。 フレアの様な変動は特に見られませんが、今後の変化に注目してください。 さて、2009年も今日までとなりました。 この1年間ご愛読いただいて、どうもありがとうございました。 2010年は、太陽活動がどこまで高まるのかが最大の注目になると思います。 引き続き、気長に宇宙天気をご覧ください。 それでは、どうぞよいお年をお迎えください。 SOHO EIT195による太陽コロナ。31日9時半(世界時31日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1039黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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