宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/28 13:04 更新 1039黒点群は少し大きくなっています。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 1039黒点群は、昨日よりも少し大きくなっています。 活動度はそれほど高くないようで、 昨夜、27日21時(世界時27日12時)に、B8の小さなフレアを起こした程度です。 今後も、小規模フレアの可能性がある程度の様です。 太陽風も穏やかな状態が続いています。 速度は更に下がって、350km/秒ほどとなっています。 磁場強度も4nTで安定していますが、 ACEの図の前半で、南北成分が南向きになっています。 その影響で、AE指数に最大300nTほどの変化が半日ほど続いて観測されています。 小規模ですが、オーロラの活動が見られたようです。 この後も、低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 前周期の今ごろ、EIT195の太陽コロナ写真では、北半球側に淡いコロナホールが見えていました。 しかし、現在、そのコロナホールはかなり淡くなり、若干薄暗い箇所が見られる程度です。 27日周期の図では、前周期でもコロナホールの影響は微弱で、 12月6日前後に太陽風の速度が400km/秒に上がった程度でした。 今回のコロナホールの様子ではその影響は更に弱まって、 このまま年始にかけて低速の太陽風が続きそうです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。28日13時(世界時28日4時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。南東に1039黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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