宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/26 08:44 更新 太陽風磁場の一時的な強まりが発生しましたが、磁気圏は静穏です。太陽風は穏やかな状態が続くでしょう。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと下がって行き、 26日0時(世界時25日15時)頃、280km/秒まで下がりました。 その辺りから、磁場強度と速度が高まりを始め、 磁場強度は最大で10nTまで、速度は現在までに380km/秒へと上昇しています。 NOAA/SWPCの報告では、22日に1036黒点群で発生したC7フレアに伴って起きた CME(太陽ガスの放出現象)の影響ではないかと見ています。 (地球への到来が早すぎる様に思うのですが、どうでしょうか) 磁場の強まりに伴って、南北成分も-5〜-10nTと大きく南を向いたりしていますが、 AE指数を見ると、磁気圏のオーロラ活動への影響は特に見られません。 AE指数の変化は静かなままです。 太陽風の速度が遅かったことや、磁場南向きの時間が比較的短時間だったためでしょうか。 現在の太陽風は、磁場強度が5nTに下がり、この変動は短時間で終わりそうです。 速度も、上がったと言っても、まだ平均レベルよりやや低めで、 このまま低速状態が続くことになりそうです。 太陽は無黒点のままです。 南東(左下)に白斑が見えています。 しばらく黒点でにぎやかだったので、無くなってしまうと太陽が寂しく見えます。 SOHO EIT195による太陽コロナ。26日2時(世界時25日17時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。無黒点です。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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