宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/29 10:04 更新 太陽風は300km/秒台前半に下がりました。1039黒点群も活動は静かです。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEの黄色線)はじわじわと下がって、330km/秒となっています。 だいぶ下がってきました。 磁場強度(白線)も、小幅の変化ですが、4nTから3nTへ弱まっています。 磁場の南北成分(赤線)は、南(-)北(+)双方に振れていますが、 元々の強度が弱いため、振れ幅は小さく、+2〜-2nTの間を変化する程度です。 AE指数はほとんど平坦ですが、 太陽風磁場の小さな南向きに反応して、150nTくらいの小さな変化が発生しています。 この後も、太陽風は当分穏やかな状態が続くと思われます。 27日周期の図によると、 1月1〜2日ごろに、400km/秒くらいの風がやって来る可能性がありますが、 発生源のコロナホールは、今回ほとんど見えなくなっています。 (今日のSOHO EIT195で、北半球の中央部にかすかに痕跡が見えています) ここで何も変化しなければ、1月10日頃まで低速太陽風が続きそうです。 太陽では、1039黒点群が昨日と同じくらいの規模で見えています。 X線の変動はほとんどなく、活動は穏やかです。 こちらも穏やかに推移しそうです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。29日9時(世界時29日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1039黒点群が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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