宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 7/ 8 08:51 更新 太陽風の速度は330km/秒に下がり、磁気圏もとても穏やかです。コロナホールがよく見えています。 担当 篠原 2008年6月までの太陽活動の推移をまとめました(昨日公開しました)。 どうぞご覧下さい。 現在の太陽活動 --2008年前半を終えて-- 太陽風は低速の状態が続いていますが、 速度は、350km/秒から330km/秒へもう一段下がっています。 磁場強度も、2-4nTとやや弱めで、太陽風はとても穏やかです。 このため、磁気圏もとても静穏です。 AE指数を見ると、太陽風磁場が南寄りになった時間帯に、 200nTほどの小さな変化が発生していますが、 それ以外は全く変化が見られません。 27日周期の図を参考にすると、 この穏やかな状態は、3-4日程度続くと予想されます。 SOHO EIT195の太陽コロナを見てください。 太陽の東半分(左側)に、大きなコロナホールの姿がはっきりと見えて来ました。 先頭の細い部分が、太陽の中心に達しつつあり、 このことからも、3-4日後に影響が開始するということが予想できます。 また、27日前と比較すると、コロナホールの規模がかなり大きくなっています。 前回の高速風は、最高速度が750km/秒、高速風は7日間にわたって続きました。 今回も同様、あるいはもう一段強い高速太陽風が来る可能性があります。 太陽は今日も黒点はありません。 STEREO Behindで先回りをしても、太陽に明るい領域は見えず、 無黒点はまだ続くと思われます。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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