宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
今日、C6.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/23 11:33 C2.0
04:58 C6.4
02:22 C3.4
7/22 19:02 C2.6
17:02 C2.8
7/21 09:05 C5.1
00:31 C6.5

黒点  7/23 (NOAA)
磁場 フレア
4142 1 α ---
4143 9 β C5
4149 10 βγ ---
4150 6 β C6
4151 1 α ---
4152 1 α ---
4153 3 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 537 -0.9
-2 h 479 -3.8
-4 h 483 -2.9
-6 h 484 -2.2
-8 h 438 +6.6
-10 h 401 +2.6
-12 h 392 +1.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -5 -/ -
-2 h 10 -/ -
-4 h 5 -/ -
-6 h 24 -/ -
-8 h 32 -/ -
-10 h 33 -/ -
-12 h 41 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
7/23 0.4 2x10^4
7/22 0.5 2x10^4
7/21 0.4 2x10^4
7/20 0.4 2x10^4
7/19 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 7/18 13:44 太陽風は高速ですが、速度は少し下がっています。
2025/ 7/19 09:30 太陽風の速度は530km/秒です。高速ですが、速度はゆっくり低下しています。
2025/ 7/20 10:10 高速太陽風は終わり、速度は430km/秒に下がっています。
2025/ 7/21 08:23 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2025/ 7/22 12:36 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響が始まるかもしれません。
最新のニュース

2025/ 7/23 12:32 更新
太陽風の速度は550km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースの後、330km/秒と低速の状態が続きましたが、
夜になると400km/秒に上がり、
今朝、23日6時(世界時22日21時)には500km/秒に高まって、
高速の状態に変わりました。
グラフの最後は、550km/秒に達しています。
コロナホールの影響が始まった様です。

太陽風の磁場強度は、
昨夜以降15nT前後と強まった状態が続いています。
南北成分は、グラフの後半から南向きに変化が見られる様になり、
速度の高まりと重なって、磁気圏の活動が強まっています。
AE指数は、500〜1000nTくらいの
中規模の変化が発生している様です。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは北西側(右上)に進んでいます。
広がりがあまり大きくないので、
影響は比較的短い時間で終わりそうですが、
どうなるでしょうか。


太陽は、南東(左下)の4150黒点群で、
C6.4の小規模フレアが発生しています。
その他は目立った活動はなく、太陽は穏やかな状態です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。