宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/23 12:32 更新 太陽風の速度は550km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後、330km/秒と低速の状態が続きましたが、 夜になると400km/秒に上がり、 今朝、23日6時(世界時22日21時)には500km/秒に高まって、 高速の状態に変わりました。 グラフの最後は、550km/秒に達しています。 コロナホールの影響が始まった様です。 太陽風の磁場強度は、 昨夜以降15nT前後と強まった状態が続いています。 南北成分は、グラフの後半から南向きに変化が見られる様になり、 速度の高まりと重なって、磁気圏の活動が強まっています。 AE指数は、500〜1000nTくらいの 中規模の変化が発生している様です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは北西側(右上)に進んでいます。 広がりがあまり大きくないので、 影響は比較的短い時間で終わりそうですが、 どうなるでしょうか。 太陽は、南東(左下)の4150黒点群で、 C6.4の小規模フレアが発生しています。 その他は目立った活動はなく、太陽は穏やかな状態です。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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