宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/19 09:30 更新 太陽風の速度は530km/秒です。高速ですが、速度はゆっくり低下しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、580km/秒から530km/秒へゆっくりと下がっています。 高速の状態は続いていますが、勢いはだいぶ下がっています。 磁場強度は、6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの中ほどで-5nTくらいの南向きの変化が度々発生しています。 この頃に磁気圏の活動がやや強まって、 AE指数では600〜800nTの中規模の変化が発生しています。 その後は磁場は北寄りになっていて、 現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは南西(右下)にだいぶ進んでいます。 そろそろ影響は終わりそうです。 一方、中心部の北東側(左上)にコロナホールが見えています。 4日後くらいから、この領域の影響で太陽風が強まる可能性があります。 27日周期の図を見ると、 前周期は6月26日に高速太陽風が始まって、 速度は700km/秒に達しています。 この頃と比べるとコロナホールの広がりは小さくなっています。 今回はどの様な変化がやって来るでしょうか。 太陽は穏やかな状態が続いていて、 X線グラフは、C2〜3の小規模フレアが起きている程度です。 可視光写真を見ると、東端(左端)の南北に新しい黒点が見えています。 どの様な領域でしょうか。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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