宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/20 10:10 更新 高速太陽風は終わり、速度は430km/秒に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜遅く、19日23時(世界時19日14時)まで 500km/秒台を保っていましたが、 その後は低下して、現在は430km/秒です。 高速風は終わって、平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 やや北寄りで推移しています。 弱い南向きの変化も起きていて、 磁気圏では小規模の活動が起きている様です。 SDO衛星AIA193では、 北半球の中心付近にコロナホールが見えています。 3日後くらいからこの領域の影響で、 高速の太陽風が始まる可能性があります。 27日前と比べると、 コロナホールの広がりはだいぶ小さくなっています。 影響はどの程度になるでしょうか。 太陽は、北西(右上)の4143黒点群で、 C4.1、C4.4の小規模フレアが発生しています。 全体としては、穏やかな状況です。 東端の南北の新しい黒点が良く見えるようになっています。 今のところ、目立った活動は起きていません。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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