宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:56)
昨日、M1.0の中規模フレアが、一昨日もX1.9の大規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/22 --- ---
6/21 10:00 C2.0
02:26 M1.0
00:00 C3.6
6/20 09:01 M4.6
08:41 X1.9
06:18 C4.4
04:17 C5.9

黒点  6/21 (NOAA)
磁場 フレア
4111 1 α ---
4114 20 βγ X2
4115 5 β ---
4116 1 α C4
4117 6 β M1
4118 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 514 -0.6
-2 h 530 +3.2
-4 h 505 +5.0
-6 h 510 +2.3
-8 h 522 -4.8
-10 h 523 -4.8
-12 h 535 -3.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -10 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
6/22 0.3 1x10^3
6/21 0.3 1x10^3
6/20 0.3 2x10^3
6/19 0.4 1x10^3
6/18 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 6/17 12:38 太陽風はやや高速になっています。M6.3の中規模フレアが発生しました。
2025/ 6/18 12:37 X1.2の大規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。
2025/ 6/19 13:27 太陽風は、550km/秒と高速になっています。
2025/ 6/20 13:21 X1.9の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態が続いています。
2025/ 6/21 13:30 太陽風は高速の状態が続いています。
最新のニュース

2025/ 6/22 08:56 更新
太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、520km/秒前後と高速の状態が続いています。
磁場強度は、8nTとやや強まった状態から、
グラフの最後で6nTへ少し下がっています。

太陽風磁場の南北成分は、北を向いたり南を向いたり、
ゆっくり変化しています。
南を向いた時間帯に磁気圏の活動が強まって、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が続いたり、
その他は変化が小さくなったりしています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球のコロナホールは南西の端(右下)にだいぶ進んでいて、
この後影響が終わりそうです。
一方、東側(左側)で縦に伸びているコロナホールが
太陽の中心に近付いています。
3〜4日後くらいから
この領域の影響で太陽風の速度が高まりそうです。

27日周期の図を見ると、
前周期は5月28日から速度が高まっています。
この変化の回帰になりそうです。


太陽は、X線グラフは変化が見られなくなっていて、
穏やかになっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。