宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 6/20 13:21 更新 X1.9の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態が続いています。 担当 篠原 今朝、20日8時半(世界時19日23時半)に、 太陽の北西側(右上)の4114黒点群で、 X1.9の大規模フレアが発生しました。 4114群では、世界時17日のX1.2に続くXフレアです。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 CME(コロナ質量放出)は特に起きていない様です。 その他の領域では、 南東(左下)の4117群でCC5.9、 南西(右下)の4116群でC4.4の小規模フレア などが発生しています。 太陽風は、500km/秒前後と高速の状態が続いています。 磁場強度は、8nTから9nTへ少し強まっています。 磁場の南北成分は、弱い北寄りになっていて、 グラフの中ほどと最後で南向きの変化が発生しています。 磁気圏は基本的に穏やかで、 磁場が南向きになった頃に AE指数で600nTくらいの変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは南西側に進んでいて、 影響はもう4日くらいでしょうか。 一方、東側(左側)の赤道付近から北側に コロナホールが伸びています。 次の高まりはこの領域の影響になりそうです。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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