宇宙天気ニュース

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by NIT, Kagoshima College
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (13:56)

今日、C4.6の小規模フレアが発生しました。

太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。

磁気圏は静かです。

太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
3/ 5	13:46	C1.5
	12:41	C2.2
	05:35	C2.8
	01:16	C3.9
	00:28	C4.6
3/ 4	22:47	C2.6
	14:35	C1.7
	13:48	C1.7
	09:39	C3.3
	01:35	C2.9
3/ 3	16:17	C2.3
	13:51	C1.0
	05:43	C2.4

黒点 3/ 5 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
4006	5	β	C3
4007	14	βγ	C2
4009	6	β	---
4011	2	β	---
4012	16	βγ	C5
4014	4	β	---
4015	3	β	---
4016	4	β	---

太陽風 (DSCOVR)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
13:45	452	-0.5
-2 h	476	+1.7
-4 h	479	-2.1
-6 h	480	-2.1
-8 h	482	-7.4
-10 h	467	-2.2
-12 h	471	-0.1

磁気圏 (京大)

時刻 JST	Dst nT	nT
13:30	-33	-/ -
-2 h	-27	-/ -
-4 h	-20	-/ -
-6 h	-21	-/ -
-8 h	-2	-/ -
-10 h	6	-/ -
-12 h	0	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.2 →	3x10^2
3/ 5	0.3	3x10^3
3/ 4	0.3	1x10^3
3/ 3	0.3	2x10^3
3/ 2	0.4	2x10^3
3/ 1	0.3	1x10^3

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期

太陽写真 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線3日・1日 (GOES)

SolarMonitor (TCD)

Latest Events (SolarSoft)

AIA193・動画 (SDO)

AIA304・動画 (SDO)

AIA131・動画 (SDO)

SUVI195 (GOES)

SUVI131 (GOES)

LASCO (SOHO)

ACE1日・7日 (ACE)

K指数 (NOAA)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2025/ 2/28 13:10　太陽風は高速で、磁気圏の活動も続いています。アラスカのオーロラをどうぞ。; 2025/ 3/ 1 14:13　太陽風の速度は700km/秒台に高まっています。アラスカのオーロラをどうぞ。; 2025/ 3/ 2 12:45　太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がり始めています。; 2025/ 3/ 3 13:00　太陽風の速度はやや高速くらいに下がっています。磁気圏は穏やかです。; 2025/ 3/ 4 12:21　太陽風は平均的な速度です。太陽は穏やかです。; 最新のニュース

2025/ 3/ 5 13:56　更新
太陽風は平均的な速度です。2月の黒点相対数は 154.6 でした。

担当　篠原

WDC-SILSO より、2月の黒点相対数月平均値は、
154.6 と発表されました。

1月の137.0からは高まっていて、
2024年5~12月の高まりに少し戻るような変化になっています。
1日値を見ると、2桁の日は1日しかなく(1月は6日ありました)、
黒点が見られる日が安定して続いたということかもしれません、

また、赤色線で示している13か月平均値は、
最新値は2024年8月の156.7となっていて、
グラフとしては増加が続いています。
2月までの月平均値から今後を予想すると、
もう2か月くらいは増加しそうですが、
以降は低下に向かいそうです。

この長期変化の推移にも注目して下さい。

太陽風は、速度の値がやや不安定ですが、
500km/秒近い値から次第に低下して、
グラフの最後は450klm/秒程度になっています。
磁場強度は、5~8nTの間をゆっくりと変化しています。

磁場の南北成分は、グラフの初めは北寄りでしたが、
後半は南寄りに切り替わっています。
磁気圏の活動もこれに対応して、
AE指数はグラフの途中から変化が大きくなり、
1000nTを超える大きい変化が発生しています。
現在も500nT近い変化が続いています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが太陽の中心線に達しようとしています。
ここから吹き出している速度の高い太陽風が、
8~9日くらいから地球に到来しそうです。

太陽は、南東(左下)の4012黒点群で、
C4.6、C3.9などの小規模フレアが発生しています。
全体としては比較的穏やかな状態です。

部活動の引率で、6日から11日にかけて種子島に行きます。
(学生たちが種子島ロケットコンテストに参加します)
この期間は記事の更新時刻が不安定になります。
ご了解下さい。
(これから荷造りです)