宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:13)
今日、M4.8の中規模フレアが発生しました。
また、M4.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 7 07:00 C2.7
02:00 C9.0
01:16 M4.8
1/ 6 18:41 C6.6
15:58 C5.3
15:11 C4.9
12:37 M1.4
11:52 C5.3
10:31 M3.1
10:01 C3.3
05:54 C4.3
03:00 C5.0
00:22 M2.5
1/ 5 18:10 M4.1
15:50 M2.1
14:30 C5.6
13:18 C5.6
11:18 M4.1
09:00 M1.1
08:13 M2.1
06:35 C5.8
05:43 C6.0
02:48 C4.4

黒点  1/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3939 1 α C8
3941 3 β C5
3943 4 β C6
3944 8 β ---
3945 5 β C3
3947 17 βγδ M5
3948 2 β ---
3949 1 α C5
3950 1 α ---
3951 1 α ---
3952 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:06 529 -0.4
-2 h 514 -0.1
-4 h 524 +1.1
-6 h 548 -0.9
-8 h 548 -0.4
-10 h 547 -1.7
-12 h 539 +0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -26 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -34 -/ -
-8 h -32 -/ -
-10 h -33 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - 3x10^3
1/ 7 0.8 3x10^3
1/ 6 9.4 3x10^3
1/ 5 20.0 5x10^2
1/ 4 0.2 3x10^2
1/ 3 0.2 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/ 2 11:52 太陽風の乱れが強まり、磁気圏活動が激しくなりました。アイスランドのオーロラをどうぞ(12月31日のオーロラ)。
2025/ 1/ 3 12:02 太陽風は平均的な速度に戻っています。アイスランドのオーロラをどうぞ(12月31日その2)。
2025/ 1/ 4 11:23 X1.2とX1.1の大規模フレアが発生しました。アイスランドのオーロラをどうぞ(12月31日その3)。
2025/ 1/ 5 12:51 高速太陽風が到来し、太陽風の速度は660km/秒に高まっています。X1.8の大規模フレアが発生しました。
2025/ 1/ 6 12:41 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。12月の黒点相対数は 154.5 でした。
最新のニュース

2025/ 1/ 7 10:13 更新
太陽風は高速の状態が続いています。1日深夜の美ヶ原高原の低緯度オーロラをどうぞ。

担当 篠原

池田吉則さんより、1日の深夜に長野県の美ヶ原高原で撮影された
低緯度オーロラの写真をお送りいただきました。

この日は、天候が良さそうだったので23時頃から撮影を行っていたところ
北極星方面を撮影した時に、
カメラモニターでピンク色がはっきり確認できたので、
低緯度オーロラではないかと考えて、
場所や時間を変えて撮影を続けたとのことです。

2日のニュースで紹介しましたが、
ちょうどこの頃に北海道など各地で低緯度オーロラが観測されていて、
私も銀河の森天文台のライブ中継を見ていたところです。

写真を見ると、カシオペヤ座と北極星の間の地平線近くに、
赤い光がきれいに写っています。
一面の雪原の上で本当にきれいな写真になっています。
貴重な情報をありがとうございます。



太陽風は、速度が550km/秒から500km/秒へ少し下がっています。
高速の状態は続いていますが、勢いは次第に弱まっています。
磁場強度は、6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近で南北に変化しています。
速度の高まりもあり、磁気圏の活動は続いていて、
AE指数では、500〜1000nT程度の中規模の変化が発生しています。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
コロナホールは西に進み、はっきりとは見えなくなっています。
この後、太陽風の速度は低下に向かいそうです。


太陽は、中心部北東(左上)の3947黒点群で、
今日未明、7日1時(世界時6日16時)に
M4.8の中規模フレアが発生しています。
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。

X線グラフを見ると、変化がやや少なくなっています。
このまま穏やかになるのか、
しばらく経って再び活動が強まるのか、
引き続き注目してください。



1月2日0時16分(世界時1日15時16分)に、長野県の美ヶ原高原で撮影された低緯度オーロラ。
(c) 池田吉則氏


1月2日1時36分(世界時1日16時36分)に、長野県の美ヶ原高原で撮影された低緯度オーロラ。
(c) 池田吉則氏


3947黒点群で発生した、M4.8の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


7日9時(世界時7日0時)に鹿児島で撮影した太陽。
(c) 宇宙天気ニュース


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。