宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:07)
今日、C4.3の小規模フレアが発生しました。
また、M9.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/27 11:22 C3.5
03:13 C4.3
01:04 C3.3
11/26 21:33 C7.4
19:53 C5.5
08:52 C9.5
06:35 M1.1
05:27 M1.9
04:59 C4.7
03:58 C5.2
03:00 C7.7
01:19 M1.5
00:47 C5.8
11/25 21:06 M2.0
19:41 C5.4
16:29 M9.4
13:41 M1.8
12:26 C7.7
11:28 C5.4
10:43 M1.1
09:05 C8.4
05:14 M1.1
01:23 C6.6

黒点 11/27 (NOAA)
磁場 フレア
3901 1 α M2
3902 1 α C3
3903 4 βγ C7
3905 19 βγ M2
3906 16 βγδ M2
3907 5 βδ ---
3908 1 α ---
3909 2 β ---
3910 6 β M2
3911 8 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 358 +2.9
-2 h 365 +0.4
-4 h 354 +1.5
-6 h 362 -1.1
-8 h 358 -0.5
-10 h 356 +0.3
-12 h 362 +4.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 16 -/ -
-2 h 23 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 14 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
11/27 0.2 2x10^2
11/26 0.2 2x10^2
11/25 0.2 2x10^2
11/24 0.2 2x10^2
11/23 29.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/22 12:26 太陽の向こう側でフレアが発生しています。太陽風はやや低速です。
2024/11/23 10:34 太陽風は平均的な状態です。磁気圏の活動がやや高まっています。
2024/11/24 10:02 太陽風は平均的な速度で安定しています。小さい彗星が太陽に接近しました。
2024/11/25 14:12 太陽風は平均的な速度が続いています。磁気圏も概ね静穏です。
2024/11/26 12:27 M9.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2024/11/27 12:07 更新
太陽は穏やかになっています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュースで紹介した、
3901黒点群のM1.9中規模フレアに伴って発生した
CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、
29日2時(世界時28日17時)頃に地球に到来する可能性があると、
NOAA/SWPCの太陽風予報で発表されています。

変化としては小さいものになりそうです。

太陽自体は、その後は穏やかになっています。
中心部南東側(左下)の3906群でC5.5、
北東の端近く(左上)の3910群でC7.3の
小規模フレアが発生した程度で、
X線グラフは変化が少なくなっています。

3905群、3906群付近では、
小さい活動が頻繁に発生しています。
活動の規模の変化に注目して下さい。


太陽風は、速度が350km/秒に下がり、
低速になっています。
磁場強度は、6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近で変化していますが、
やや北寄りになっています。
速度が下がったこともあり、磁気圏は穏やかで、
AE指数は変化が見られなくなっています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。



CMEによる太陽風の小さい乱れは、29日2時(世界時28日17時)頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。