宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:02)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/24 09:43 C5.4
07:49 C5.6
06:34 C4.0
02:48 M1.1
00:16 M1.1
11/23 22:03 C3.2
20:44 C3.1
17:33 C4.0
12:11 C7.0
06:31 M1.0
06:08 C3.9
04:52 C4.8
03:20 C5.0
01:58 C5.5
00:41 M1.6
11/22 12:26 C9.0
02:56 C5.9

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
3898 4 β C5
3899 1 α ---
3900 2 β ---
3901 5 βγ M1
3902 1 α ---
3903 5 βγ ---
3904 8 β ---
3905 8 βγ M2
3906 11 βγ M1
3907 11 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 434 -0.3
-2 h 395 +2.5
-4 h 395 -0.7
-6 h 382 +2.6
-8 h 384 +0.7
-10 h 395 +5.7
-12 h 392 -1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 4 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 10 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^1
11/24 0.2 2x10^2
11/23 29.6 2x10^2
11/22 125.0 3x10^2
11/21 0.2 2x10^2
11/20 0.2 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/19 12:35 太陽風は平均的な速さに戻っています。3901黒点群でMフレアが続いています。
2024/11/20 11:59 太陽風磁場がやや強まっています。磁気圏は穏やかです。
2024/11/21 12:27 太陽風は低速の状態です。磁気圏は穏やかです。
2024/11/22 12:26 太陽の向こう側でフレアが発生しています。太陽風はやや低速です。
2024/11/23 10:34 太陽風は平均的な状態です。磁気圏の活動がやや高まっています。
最新のニュース

2024/11/24 10:02 更新
太陽風は平均的な速度で安定しています。小さい彗星が太陽に接近しました。

担当 篠原

宇宙天気の話題ではありませんが、
昨日、11月23日のSOHO衛星LASCO C2で、
小さい彗星が太陽に近付いて行く様子が見えていました。
LASCO C3の画像をさかのぼると、
11月21日に右下隅で見え始めて、
次第に太陽に近付いて行く様子が確認できます。

その様子を動画で掲載します。
10月の大彗星の通過は素晴らしかったですが、
このような小さい彗星の出現もSOHO衛星の楽しみです。



太陽風は、400km/秒と平均的な速さが続いています。
磁場強度は、6〜8nTと少し強めの値が続いています。

磁場の南北成分は、
0nTを挟んで、南を向いたり北を向いたりしています。
磁気圏は基本的には穏やかですが、
AE指数を見ると、時々小規模の変化が発生しています。
全く静かという状況ではありません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
全体がぼんやり光っていて、
コロナホールの薄暗い領域は見えていません。
太陽風は、穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、中心部の3901黒点群でM1.1、
北東の端の新しい領域でM1.1と
中規模フレアが2回発生しています。

その他にC3〜7程度の小規模フレアが、
3906群、3898群などで発生しています。

特に活動的という領域はなく、
現在程度の活動が続きそうな様子です。




右下から小さい彗星が太陽に接近しました。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。