宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:34)
今日、M1.6の中規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/23 06:31 M1.0
06:08 C3.9
04:52 C4.8
03:20 C5.0
01:58 C5.5
00:41 M1.6
11/22 12:26 C9.0
02:56 C5.9
11/21 22:45 C5.4
21:45 C3.4
04:14 M1.1

黒点 11/23 (NOAA)
磁場 フレア
3893 1 α ---
3896 6 β ---
3898 10 β ---
3899 1 α ---
3900 2 β ---
3901 8 βγ C9
3902 1 α ---
3903 6 βγ ---
3904 8 β ---
3905 6 βγ M2
3906 11 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:26 417 +4.4
-2 h 410 +0.4
-4 h 409 -5.9
-6 h 394 -0.4
-8 h 390 -2.8
-10 h 417 -5.0
-12 h 404 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -6 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
11/23 29.6 2x10^2
11/22 125.0 3x10^2
11/21 0.2 2x10^2
11/20 0.2 4x10^2
11/19 0.2 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/18 12:13 太陽風はより低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2024/11/19 12:35 太陽風は平均的な速さに戻っています。3901黒点群でMフレアが続いています。
2024/11/20 11:59 太陽風磁場がやや強まっています。磁気圏は穏やかです。
2024/11/21 12:27 太陽風は低速の状態です。磁気圏は穏やかです。
2024/11/22 12:26 太陽の向こう側でフレアが発生しています。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2024/11/23 10:34 更新
太陽風は平均的な状態です。磁気圏の活動がやや高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態で安定しています。
磁場強度は、8nTから7nTへ少し下がり気味です。

磁場の南北成分は、グラフの中盤から、
-5nTくらいの南向きの変化が度々発生しています。
磁気圏の活動はある程度高まっていて、
AE指数は、400〜700nTくらいの中規模の変化が続いています。
この傾向は、この後も続くでしょうか。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は、穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、南東の端近く(左下)の3905黒点群でM1.6、
すぐ下の3906群でM1.0の中規模フレアが発生しています。

これらの領域は、これから太陽の中心部へ進むので、
今後の発達の状態に注目して下さい。


昨日高まっていた太陽放射線(非常に高速の陽子)は、
既に減少して、元の状態に戻っています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー陽子の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。