宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:54)
今日、M2.2の中規模フレアが発生しました。
また、M7.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 5 11:22 M1.1
10:20 C5.4
10:00 C7.0
07:05 M1.0
06:49 C4.6
05:09 C4.7
02:41 C4.7
00:51 C5.1
00:11 M2.2
8/ 4 23:52 C6.1
22:56 C6.8
22:12 C8.5
21:55 C7.0
19:30 M1.9
19:04 M1.4
18:38 M1.2
18:00 C5.7
17:00 C5.6
14:50 C5.7
14:28 C6.1
10:48 M1.5
09:37 C6.5
07:52 C8.7
04:16 M5.4
03:34 M7.3
03:00 C6.9
02:15 M1.9
01:50 M2.8
01:03 C6.6
8/ 3 23:59 C5.1
22:29 M1.8
21:26 C4.6
19:27 C6.6
15:54 M1.9
14:54 C6.9
13:48 M1.5
11:52 C9.3
08:41 M1.3
03:10 C8.2
02:08 C6.1
01:15 C8.6
00:26 M1.5
00:03 C7.6

黒点  8/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3765 1 α C8
3767 1 α C6
3769 3 α C6
3770 2 β M3
3772 21 βγδ C9
3774 31 βγδ M2
3775 10 βγ M7
3777 2 β M1
3779 4 β ---
3780 7 β M2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 377 +1.4
-2 h 399 +17.0
-4 h 397 +2.8
-6 h 362 -0.5
-8 h 370 +1.9
-10 h 382 -5.4
-12 h 391 -12.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -69 -/ -
-2 h -69 -/ -
-4 h -71 -/ -
-6 h -96 -/ -
-8 h -112 -/ -
-10 h -114 -/ -
-12 h -88 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
8/ 5 0.2 1x10^2
8/ 4 0.2 1x10^2
8/ 3 0.2 1x10^2
8/ 2 0.3 2x10^2
8/ 1 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 7/31 12:40 太陽風は平均的な状態に戻っています。M9.4の中規模フレアが発生しました。
2024/ 8/ 1 13:12 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動を強めています。Mクラスフレアが続いています。
2024/ 8/ 2 13:29 太陽風は平均的な状態です。Mクラスのフレアが続いています。
2024/ 8/ 3 13:26 太陽風は低速になっています。太陽でフレアの発生は続いています。
2024/ 8/ 4 12:04 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が少し強まっています。Mクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2024/ 8/ 5 11:54 更新
太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が激しくなりました。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の磁場強度は13〜15nTに強まり、
南北成分は、-12nT程度の強い南向きが10時間ほど続きました。

速度は、360〜380km/秒とやや低速くらいだったのですが、
磁気圏の活動は活発になり、
AE指数は1200nT前後の大きい変化が、
4日15時〜5日3時(世界時4日6〜18時)と
半日にわたって発生しました。

Dst指数も5日0時(世界時4日17時)に、
-116nTまで下がり(マイナス方向に変化が強まります)、
磁気嵐が発生しています。

その後、磁場の南北成分は0nT付近で変化する様になり、
磁気圏の活動は小さくなって、
AE指数の変化は500nT程度に下がります。

そして、今朝、5日6時半(世界時4日21時半)に、
速度は400km/秒へ、磁場強度は20nTへ
それぞれ強まる急な変化がやって来ました。
磁場の南北成分は北向きに強まったため、磁気圏の活動は高まらず、
AE指数の変化は小さくなっています。

太陽風のグラフの最後では、
磁場強度は10nTに下がっていますが、まだ強まった状態です。
南北成分は、一旦南を向いて、すぐに北向きに戻っています。
この後も北向きが続くと、
磁気圏は穏やかな状態で推移します。
一方、南向きに切り替わると、
磁気圏の活動は強まる可能性があります。
この後の変化に注目して下さい。


太陽は、東側(左側)の南北に黒点が現れています。
南側(下側)は3780黒点群で、
5日0時(世界時4日15時)にM2.2、
5日7時(世界時4日22時)にM1.0の中規模フレアが発生していて、
その前後にも小さいフレアを頻繁に起こしています。

また、北側(上側)は3781群と番号が付けられている様で、
4日19時半(世界時4日10時半)に、
M1.9の中規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

昨日のニュースでも、
この領域で発生したM5.4中規模フレアの動画を紹介しました。
この後も活動は続くでしょうか。
注目して下さい。



Dst指数(速報値)は、-116nTまで下がりました。
(c) 京都大学WDC


3781黒点群で発生した、M1.9の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。