宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、M8.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 3 11:52 C9.3
08:41 M1.3
03:10 C8.2
02:08 C6.1
01:15 C8.6
00:26 M1.5
00:03 C7.6
8/ 2 22:45 M1.1
21:56 C9.9
21:29 M1.2
21:03 C5.9
20:07 C8.9
19:40 C8.9
18:45 M1.6
18:29 M1.0
18:11 M1.2
17:18 M1.3
16:56 M2.1
16:07 M1.6
13:18 M7.4
12:54 M1.1
12:20 M1.1
11:43 C9.1
10:56 M1.0
08:01 M1.4
05:15 M1.2
03:51 C8.5
02:23 M1.3
02:00 M1.0
01:34 M1.6
01:07 M1.0
00:54 C7.5
00:12 C8.8
8/ 1 21:12 M3.3
19:56 M4.1
15:26 M8.2
14:52 M1.5
13:37 M4.0
13:00 M1.9
12:01 M1.2
11:00 M1.0
10:30 M6.3
09:50 M1.2
09:28 C8.3
09:04 C9.3
07:43 M1.0
06:39 M1.2
06:09 C8.6
04:58 M1.0
02:54 M5.4
01:13 M1.4

黒点  8/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
3763 1 α ---
3764 3 β M1
3765 28 βγδ M4
3766 16 βγ M2
3767 15 βδ M1
3769 1 α ---
3770 10 βδ M1
3772 12 βγδ M1
3774 2 βγ M2
3775 6 βγ M1
3776 4 β ---
3777 1 α M1
3778 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 355 +3.3
-2 h 369 -3.4
-4 h 379 +0.6
-6 h 387 +0.0
-8 h 381 -0.9
-10 h 402 +0.7
-12 h 395 +1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -17 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
8/ 3 0.2 1x10^2
8/ 2 0.3 2x10^2
8/ 1 0.5 1x10^2
7/31 0.2 2x10^2
7/30 0.2 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 7/29 13:46 X1.5の大規模フレアが発生しました。その他のフレアによりCMEが発生しています。
2024/ 7/30 13:52 太陽風の乱れが到来しました。中規模フレアやCMEの発生が続いています。
2024/ 7/31 12:40 太陽風は平均的な状態に戻っています。M9.4の中規模フレアが発生しました。
2024/ 8/ 1 13:12 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動を強めています。Mクラスフレアが続いています。
2024/ 8/ 2 13:29 太陽風は平均的な状態です。Mクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2024/ 8/ 3 13:26 更新
太陽風は低速になっています。太陽でフレアの発生は続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、420km/秒から350km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、5〜7nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近で推移しています。
磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は、小規模の変化が時々発生している程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、2日13時半(世界時2日4時半)に、
南西の端(右下)の3768黒点群で、
M7.4の中規模フレアが発生しました。
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。

活発にフレアを起こしていた3768群は、
この後、西の端に沈んで行き、現在は見えなくなっています。

M7.4のフレアに伴って、
CME(コロナ質量放出)が太陽の右へ向かって広がっています。
横向きなので、地球への影響はないでしょう。

これ以降も、南西の端の3765群、3766群、
南東(左下)の3772群、3777群、北東(左上)の3775群など、
あちこちでM1〜2程度の中規模フレアが発生し、
今朝、3日8時半(世界時2日23時半)には、
北東の端の向こう側で発生したフレアが、
M1.3の中規模フレアとして観測されています。

フレアの規模は小さくなっていますが、
この後もフレアの発生に注目して下さい。



3768黒点群で発生した、M7.4の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右側へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。