宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:04)
今日、M7.3の中規模フレアが発生しました。
また、M7.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 4 10:48 M1.5
09:37 C6.5
07:52 C8.7
04:16 M5.4
03:34 M7.3
03:00 C6.9
02:15 M1.9
01:50 M2.8
01:03 C6.6
8/ 3 23:59 C5.1
22:29 M1.8
21:26 C4.6
19:27 C6.6
15:54 M1.9
14:54 C6.9
13:48 M1.5
11:52 C9.3
08:41 M1.3
03:10 C8.2
02:08 C6.1
01:15 C8.6
00:26 M1.5
00:03 C7.6
8/ 2 22:45 M1.1
21:56 C9.9
21:29 M1.2
21:03 C5.9
20:07 C8.9
19:40 C8.9
18:45 M1.6
18:29 M1.0
18:11 M1.2
17:18 M1.3
16:56 M2.1
16:07 M1.6
13:18 M7.4
12:54 M1.1
12:20 M1.1
11:43 C9.1
10:56 M1.0
08:01 M1.4
05:15 M1.2
03:51 C8.5
02:23 M1.3
02:00 M1.0
01:34 M1.6
01:07 M1.0
00:54 C7.5
00:12 C8.8

黒点  8/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3763 1 α ---
3764 1 α M1
3765 7 βγ M2
3766 7 βγ M2
3767 13 βγ ---
3769 1 α ---
3770 5 βδ M3
3772 23 βγδ M1
3774 19 βγ M2
3775 12 βγ M7
3776 1 α ---
3777 7 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 342 -5.9
-2 h 360 -3.0
-4 h 359 -0.1
-6 h 366 -5.7
-8 h 360 -1.1
-10 h 359 -1.2
-12 h 361 -2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -9 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
8/ 4 0.2 1x10^2
8/ 3 0.2 1x10^2
8/ 2 0.3 2x10^2
8/ 1 0.5 1x10^2
7/31 0.2 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 7/30 13:52 太陽風の乱れが到来しました。中規模フレアやCMEの発生が続いています。
2024/ 7/31 12:40 太陽風は平均的な状態に戻っています。M9.4の中規模フレアが発生しました。
2024/ 8/ 1 13:12 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動を強めています。Mクラスフレアが続いています。
2024/ 8/ 2 13:29 太陽風は平均的な状態です。Mクラスのフレアが続いています。
2024/ 8/ 3 13:26 太陽風は低速になっています。太陽でフレアの発生は続いています。
最新のニュース

2024/ 8/ 4 12:04 更新
太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が少し強まっています。Mクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風は、350〜360km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、6nTから10nTへゆっくり上がり、
グラフの最後で8nTに少し下がっています。
やや強まっていますが、変化としては小さいものです。

磁場の南北成分は、昨日の夕方以降南寄りになっていて、
-5nT程度の南向きが発生しています。
このため、磁気圏の活動はある程度高まっていて、
AE指数は500nT程度の中規模の変化が長い時間発生しています。

AE指数の最後は変化がなくなっていますが、
太陽風磁場は、最後に-5nTを超えるくらいの南向きになっているので、
この後、磁気圏の活動は再び強まりそうです。


太陽は、Mクラスの中規模フレアの発生が続いています。

昨夜、3日22時半(世界時3日13時半)に、
南東(左下)の3774黒点群でM1.8が発生し、
今日に入ると、4日2時(世界時3日17時)に、
北西の端(右上)近くの3770群でM2.8、
直後に南西の端(右下)近くの3766群でM1.9、
続いて、4日3時半(世界時3日18時半)に、
中心部北東(左上)の3775群でM7.3、
4日4時半(世界時3日19時半)には、
北東の端の少し向こう側でM5.4
などが発生しています。

一連の活動をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。
最後のM5.6フレアは、下の方が隠れているので、
本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。
また、この領域では、
この後も、C8.7、M1.5とフレアの発生が続いています。
引き続き注目してください。

可視光写真では、南東の端に新しい黒点が現れています。
この領域の活動度はどうでしょうか。




M2.8、M1.7、M7.3、M5.4と、中規模フレアが連続的に発生しています。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。