宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 7/19 11:57 更新 太陽風はより低速になっています。太陽のフレアはやや穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒から290km/秒へ下がり、 より低速の状態になっています。 SDO衛星AIA193を見ると、 北半球のコロナホールは北西(右上)にだいぶ進んでいます。 この領域の影響は来ないままかもしれません。 太陽風の磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 南北成分は、グラフの中心部で南向きになる時間帯があり、 AE指数には300nTの小規模の高まりが発生しています。 その後は、磁場は0nT付近で小さく変化する様になり、 AE指数も変化がなくなって、現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部や東側(左側)にコロナホールは見えていません。 太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。 太陽は、中心部南東側(左下)の3751黒点群で、 M2.2、M2.0の中規模フレア、 北東(左上)の3754群でC7.4の小規模フレアなどが発生しています。 X線グラフは変化が少なくなっていて、 全体としては落ち着いている印象です。 可視光写真を見ると、小さい黒点も多いですが、 NOAA/SWPCによる群番号が18群に達しています。 WDC-SILSOによる日々の黒点相対数の速報値、 The estimated international sunspot number では、 16日は 288、18日は 284 という値が発表されています。 今回、第25期の最高値が更新されるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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