宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/18 13:41 更新 太陽の向こう側でCMEが続いています。太陽風は高速です。 担当 篠原 太陽で、CME(コロナ質量放出)の発生が続いています。 SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、 1つめの動画では、 17日17時半(世界時17日8時半)に左下と、 17日20時(世界時17日11時)に左上へ。 次の動画では、 18日5時半(世界時17日20時半)に下と右下へ噴出しています。 SDO衛星の画像を見ると、 太陽のこちら側で対応する変化は起きていないので、 これらのCMEは太陽の向こう側で発生した様です。 活動的な状況は続くでしょうか。 注目してください。 太陽のこちら側では、 中心部南西側(右下)の3712黒点群で、 M1.5の中規模フレアがが2回発生し、 南西の端近くの3711群でM1.3の中規模フレアが発生しています。 3712群では、小さい活動が頻繁に発生しているので、 この後も大きいフレアが発生するかもしれません。 太陽風は、速度が昨日の午後に400km/秒台に下がりましたが、 今朝から再び高まり、現在は580km/秒と高速の状態に戻っています。 磁場強度は、5nTから10nTに強まり、最後は6nTに下がっています。 小さく見えていたコロナホールの影響が やって来ているのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの中盤で弱い南寄りになっていて、 この頃にAE指数は500nTの中規模の変化が発生しています。 その後は磁場は北寄りになっていて、 AE指数の変化も小さくなっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが北東側(左上)に大きく広がっています。 緯度が高いですが、影響はやって来るでしょうか。 太陽の向こう側で発生したと思われるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) こちらも、太陽の向こう側で発生したと思われるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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