宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/10 13:55 更新 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。金星が太陽を通り過ぎています。 担当 篠原 太陽風は、速度は450km/秒から370km/秒へ下がり、 やや低速になっています。 磁場強度は4〜5nTと平均的な状態です。 8日に発生したCME(コロナ質量放出)による 太陽風の乱れはまだ到来していません。 引き続き注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 時々、南向きに変化が発生しています。 このため、AE指数も300〜400nTの小規模の変化が 時間をおいて繰り返し発生しています。 太陽風のグラフの後半では、磁場は弱い北寄りになっていて AE指数も変化がなくなっています。 現在の磁気圏は穏やかです。 太陽は、西の端に達した3697黒点群で、 M1.6とM1.0の中規模フレアが発生しています。 この後、向こう側に進んで見えなくなります。 その他の領域では、 東側の3709群で、昨夕、9日17時(世界時9日8時)に M1.2の中規模フレアが発生していますが、 以降は穏やかになっています。 3日のニュースでお知らせした金星の外合のその後です。 5日に太陽を通り過ぎた後、 7日の早朝にSOHO衛星LASCO C2の 左側に再び見える様になりました。 今日は既に画面の左端に近付いていて、 この後出て行きそうです。 次に太陽と重なる様な外合は2032年ですが、 その時もSOHO衛星で眺めることができるでしょうか。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー陽子の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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