宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 5/24 12:23 更新 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、370km/秒前後と低速の状態で安定しています。 磁場強度は、6nTから9nTへやや強まっています。 磁場の南北成分は、昨日の午後から南寄りに偏るようになり、 -7nT程度の南向きの状態がしばらく続いています。 このため、磁気圏の活動はある程度活発になり、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が 半日ほど発生しています。 グラフの後半で太陽風磁場が弱い北向きになったため、 AE指数のグラフも後半は変化がなくなっていますが、 現在は、磁場が再び南向きに変化しているので、 磁気圏の活動も再び高まりそうです。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールがだいぶ西に進んでいます。 緯度が高いため、 太陽風速度への影響は見られないままになりそうです。 太陽は、西の端(右端)に達した3679黒点群で、 昨日の午後から夜にかけて、 M4.2、M1.7、M1.0、M2.5と、 中規模フレアが続きました。 この後、3679群は西の端に沈んで、 見えなくなります。 北東の端(左上)の少し向こう側に活動的な領域がある様で、 フレアの輝きが度々発生しています。 どの様な領域が現れるか注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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