宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 4/20 09:37 更新 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 昨日のニュースの後、 太陽風の磁場強度は15nT前後まで強まり、 今朝早くまでこの状態が続きました。 磁場の南北成分は南向きに強まり、 -10nT前後、最大で -15nT程度の強まりが 今日未明まで続いています。 350km/秒と低速だった太陽風の速度は、 昨夜から次第に高まり、 現在は500km/秒と高速の状態に達しています。 磁場の南向きの強まりと速度の高まりが重なり、 磁気圏の活動は活発になりました。 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が17時間ほど続き、 最も高まった時間帯では、 1600nTと大きい変化が発生しています。 現在の太陽風は、速度は500km/秒と高速ですが、 磁場強度は7nTと平均的な状態に下がり、 南北成分は、今朝以降0nT付近で 小さく変化する様になっています。 このため、磁気圏の活動は穏やかになり、 AE指数のグラフの最後は、変化がなくなっています。 この後、速度の高まりはどの様に推移するでしょうか。 太陽は、昨日のニュースの後は活動度が下がり、 中心部南側の領域では、 3647黒点群でM1.0の中規模フレア、 3645群と3638群でC3.5、C4.7の小規模フレアが 発生した程度です。 一方、東端の向こう側(左端)で、 今朝、30日4時(世界時19日19時)にフレアが発生し、 太陽の左に向かってコロナが飛び出しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 向こう側に活動的な領域があるのかもしれません。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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