宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 4/17 16:24 更新 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 太陽風は、今朝まで10nT程度に磁場が強まった状態が続きました。 南北成分も南寄りの傾向が続き、-5〜-10nTで変化しています。 速度は380km/秒とやや低速でしたが、 磁気圏の活動は強まって、 AE指数を見ると、800〜1000nTの中規模の変化が 連続的に発生しています。 その後、磁場の南北成分は北向きに切り替わり、 磁場強度も5nTと平均的な値に下がっています。 このため、磁気圏の活動は穏やかになって、 AE指数は変化が見られなくなっています。 現在、速度は350km/秒へ下がっていて、 低速になっています。 太陽は、今日未明、17日3時(世界時16日18時)に、 南東(左下)の3643黒点群でM1.1の中規模フレア、 今日の昼、17日12時(世界時17日3時)に、 北東(左上)の3639群でC8.1の小規模フレアが発生しましたが、 全体としては、フレアの発生は少なくなっています。 一方、17日4時(世界時16日19時)頃に南側で、 17日10時(世界時17日1時)頃に北側で、 フィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 前者は下向き、後者は上向きに噴出している様で、 地球へ影響は特にやって来ないかもしれません。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の北側で発生したフィラメント噴出。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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