宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2024/ 4/12 13:52 更新 M5.4の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽の北東の端(左上)の向こう側で、 12日2時(世界時11日17時)に、 M5.4の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星の画像では、 コロナが大きく噴き上がる様子が見えています。 この後、活動度の高い領域が現れるでしょうか。 SOHO衛星によると、 太陽の左上に向かってCMEが広がっています。 地球への影響はありません。 また、11日15時(世界時11日6時)に、 太陽の中心部北側で、 フィラメント噴出が発生しています。 弱いCMEが発生して、 太陽風の乱れが地球に到来するかもしれません。 太陽風は、速度は440km/s、磁場強度は5nTと、 どちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 昨日は航空機の座席が足りず、 1日遅れの便で帰国することになりました。 メキシコシティの空港で記事を更新しています。 土曜日の夕方に鹿児島に戻れそうです。 今日のニュースで太陽の動画を紹介できず、 申し訳ありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |