宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
昨日、M3.9の中規模フレアが、一昨日もM9.4の中規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 2 --- ---
4/ 1 13:35 C1.5
10:16 M3.9
05:44 C3.0
3/31 23:03 C4.8
22:33 C3.9
19:10 C4.3
18:11 C3.4
14:33 C2.0
13:34 C1.5
11:56 C3.2
06:03 M9.4
01:41 C4.3

黒点  4/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3619 1 α ---
3624 1 α ---
3625 6 β M4
3626 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 465 +0.8
-2 h 434 -1.1
-4 h 442 +0.0
-6 h 475 +5.0
-8 h 474 -1.6
-10 h 488 +0.8
-12 h 493 +3.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -27 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
4/ 2 0.3 2x10^2
4/ 1 0.3 2x10^2
3/31 0.5 5x10^2
3/30 0.5 4x10^2
3/29 1.1 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 3/28 12:45 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も次第に落ち着いています。
2024/ 3/29 13:30 太陽風はやや低速です。X1.1の大規模フレアが発生しました。
2024/ 3/30 13:37 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2024/ 3/31 13:01 M9.4の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度が高まっています。
2024/ 4/ 1 13:47 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかになりそうです。
最新のニュース

2024/ 4/ 2 12:59 更新
太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒から430km/秒へ下がり、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、6nT前後と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
0nT付近か、やや北寄りで推移しています。
このため、磁気圏は比較的穏やかな状態で、
AE指数は、200nTの小規模の変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北極域から中心部にかけて、
コロナホールが縦に細長く伸びている様です。
既に西側に少し進んでいますが、
明後日くらいの太陽風に影響が見られるかもしれません。


太陽は、昨日紹介したM3.9の中規模フレア以降は、
目立ったフレアは発生していません。
X線グラフは全体の強度も緩やかに低下しています。

黒点も小さいものがぽつぽつ見える程度です。
太陽は穏やかに推移しそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。