宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:48)
昨日、M1.3の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/10 --- ---
3/ 9 10:09 C6.3
06:06 M1.3
3/ 8 19:25 C1.7
08:28 C4.6
07:06 C3.5
01:36 C2.3

黒点  3/10 (NOAA)
磁場 フレア
3599 25 βγδ M1
3600 2 α ---
3602 1 α ---
3603 2 α ---
3604 4 β C5
3605 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 435 +0.4
-2 h 435 +2.1
-4 h 441 +0.8
-6 h 457 -0.9
-8 h 425 -1.2
-10 h 437 -2.2
-12 h 429 -0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
3/10 0.3 1x10^3
3/ 9 0.3 4x10^2
3/ 8 0.3 2x10^2
3/ 7 0.2 1x10^2
3/ 6 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 3/ 5 13:15 太陽風の磁場の強まりは終わっています。速度はやや低速です。
2024/ 3/ 6 13:31 太陽風は平均的な状態です。2月の黒点相対数は 124.7 でした。
2024/ 3/ 7 10:22 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 3/ 8 07:47 太陽風は平均的な状態です。3599黒点群の活動が少し強まっています。
2024/ 3/ 9 13:10 太陽風の速度が一時的に高まりました。
最新のニュース

2024/ 3/10 12:48 更新
太陽風は平均的な状態です。フレアは少なくなっています。

担当 篠原

太陽風は、速度は450km/秒から420km/秒へ、
磁場強度は5nTから4nTへ、
それぞれ少し下がる変化をしていますが、
どちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
小幅の変化ですが、南寄り、北寄りと
傾向がゆっくり変化しています。
これに対応して、AE指数も
300nT前後の小規模の変化が発生したり、
静かになったりを繰り返しています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、昨日のニュース以降は、
C1の小さい小規模フレアが発生した程度で、
穏やかな状態が続いています。

一方、今朝、10日7時(世界時10日2時)に、
太陽の東端の向こう側(左側)で
プロミネンスの噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

この噴出により、
CME(コロナ質量放出)が太陽の左に向かって発生しています。
地球に対して横向きの噴出なので影響はありません。




太陽の東端の向こう側で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左側に飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。