宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 3/10 12:48 更新 太陽風は平均的な状態です。フレアは少なくなっています。 担当 篠原 太陽風は、速度は450km/秒から420km/秒へ、 磁場強度は5nTから4nTへ、 それぞれ少し下がる変化をしていますが、 どちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 小幅の変化ですが、南寄り、北寄りと 傾向がゆっくり変化しています。 これに対応して、AE指数も 300nT前後の小規模の変化が発生したり、 静かになったりを繰り返しています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは特に見えていません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、昨日のニュース以降は、 C1の小さい小規模フレアが発生した程度で、 穏やかな状態が続いています。 一方、今朝、10日7時(世界時10日2時)に、 太陽の東端の向こう側(左側)で プロミネンスの噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 この噴出により、 CME(コロナ質量放出)が太陽の左に向かって発生しています。 地球に対して横向きの噴出なので影響はありません。 太陽の東端の向こう側で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左側に飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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