宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:10)
今日、M1.3の中規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 9 10:09 C6.3
06:06 M1.3
3/ 8 19:25 C1.7
08:28 C4.6
07:06 C3.5
01:36 C2.3
3/ 7 21:00 C6.3
19:08 C4.0
18:48 C2.0
17:32 C1.9
15:13 C8.3

黒点  3/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
3599 18 βγ M1
3600 3 α ---
3602 2 α ---
3603 1 α ---
3604 3 β C5
3605 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 460 -1.4
-2 h 450 -0.5
-4 h 492 -4.5
-6 h 472 -3.5
-8 h 478 -3.5
-10 h 476 +2.0
-12 h 482 +3.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -23 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -28 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^1
3/ 9 0.3 2x10^2
3/ 8 0.3 2x10^2
3/ 7 0.2 1x10^2
3/ 6 0.3 2x10^2
3/ 5 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 3/ 4 09:22 太陽風の急な強まりが到来し、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 3/ 5 13:15 太陽風の磁場の強まりは終わっています。速度はやや低速です。
2024/ 3/ 6 13:31 太陽風は平均的な状態です。2月の黒点相対数は 124.7 でした。
2024/ 3/ 7 10:22 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 3/ 8 07:47 太陽風は平均的な状態です。3599黒点群の活動が少し強まっています。
最新のニュース

2024/ 3/ 9 13:10 更新
太陽風の速度が一時的に高まりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日の昼に400km/秒から500km/秒に高まり、
高速になりました。
その後は徐々に低下して、現在は450km/秒と
平均的な速さに戻ろうとしている様です。
磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。

磁場の南北成分は、グラフの前半は北寄りで、
後半は南寄りになっています。
磁気圏の活動もこれに対応して、
AE指数は、グラフの途中までは穏やかですが、
後半は800nT前後の中規模の変化が発生しています。

太陽風の速度の高まりがこのまま終わると、
磁気圏の変化は、規模が小さくなりそうです。


太陽は、中心部西側(右側)の3599黒点群で、
今朝、9日6時半(世界時8日21時半)にM1.3の中規模フレア、
9日10時(世界時9日1時)にC6.3の小規模フレアが
発生しています。
3599黒点群の活動は続くでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。