宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 2/ 9 12:20 更新 M3.4、M3.9などの中規模フレアが発生しています。 担当 篠原 太陽の中心部南東側(左下)の3676黒点群で、 昨夜、8日21時半(世界時8日12時半)に、 M3.4の中規模フレアが発生しました。 3576群では、フレアの活動が続いていて、 直前にC9.8とMクラス寸前の小規模フレア、 直後にM1.8、M1.3、 そして、今朝、9日9時半(世界時9日0時半)に M3.1の中規模フレアも発生しています。 この後も活動に注目してください。 また、今朝、9日8時半(世界時8日23時半)に 南西の端(右下)の少し向こう側で、 M3.9の中規模フレアが発生しました。 昨日まで見えていた、3575群で発生した様です。 フレアの領域の全体が見えていないので、 本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。 太陽風は、 速度が小幅ですが480km/秒から450km/秒へ下がり、 平均的な状態です。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な値が続いています。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は弱い南寄り、後半は弱い北寄りになっています。 AE指数もグラフの途中で小規模の変化がしばらく続き、 その後は静かになっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは特に見えていません。 太陽風は基本的には穏やかに推移しそうです。 3576黒点群で発生したM3.4の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南西の端の少し向こう側で発生したM3.9の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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