宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
今日、M1.3の中規模フレアが発生しました。
また、M5.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 8 10:28 C3.9
05:20 C3.4
02:44 M1.3
2/ 7 22:19 C4.9
19:36 C3.0
12:07 M5.1
11:19 C8.2
10:41 C4.5
10:20 C2.5
09:01 C2.5
03:41 M1.3
03:10 C6.2
00:50 C5.1
2/ 6 21:48 C9.4
20:37 C4.5
15:52 C6.4
10:35 M2.2
07:58 C6.1
02:17 C3.8

黒点  2/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3564 3 β ---
3565 2 β C6
3571 5 α ---
3572 2 β ---
3574 3 β ---
3575 3 βδ M5
3576 37 βγδ M1
3577 4 β ---
3578 4 β C5
3579 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 490 +0.5
-2 h 488 +1.9
-4 h 488 -0.6
-6 h 479 +1.9
-8 h 478 +1.2
-10 h 477 +1.1
-12 h 476 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 10 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 13 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
2/ 8 0.3 9x10^1
2/ 7 0.7 2x10^2
2/ 6 1.1 2x10^2
2/ 5 0.4 2x10^2
2/ 4 0.6 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 2/ 3 12:56 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2024/ 2/ 4 13:45 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。Cクラスフレアが続いています。
2024/ 2/ 5 12:11 Mクラスのフレアが連続しています。太陽風は平均的な速度になっています。
2024/ 2/ 6 13:20 M4.2の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速になっています。
2024/ 2/ 7 12:52 M5.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2024/ 2/ 8 13:26 更新
太陽ではフレアが続いています。1月の黒点相対数は 123.0 でした。

担当 篠原

1月の黒点相対数は 123.0 とWDC-SILSOから発表されました。
昨年10月には、99.4と一旦100を割りましたが、
その後は、11月は105.4、12月は114.2と次第に高まって、
グラフを見ると、13か月平均値の赤線)の
今期のピークと同じ高さに戻っています。

前の周期である第24期の推移を参考にすると、
黒点数の高まりは、これから2年くらい続きそうです。
どの様な活動が見られるでしょうか。
気長に注目を続けて下さい。



昨日のニュース更新の頃、
7日12時(世界時7日3時)に南西(右下)の3575黒点群で発生した
M5.1の中規模フレアについて、少し長い動画を掲載します。

CME(コロナ質量放出)は、
太陽の右下へやや淡い噴出が発生しています。
横向きに近いので地球への影響はないでしょう。

その後の太陽は、南東(左下)の3576群で、
M1.3の中規模フレア、
C4.9の小規模フレアなどが発生しています。
この領域では、小さい活動が頻繁に発生しています。
活動の強まりが見られるでしょうか。


太陽風は、速度が430km/秒から480km/秒へ少し高まり、
やや高速の状態になっています。
磁場強度は、6nTから4nTへ少し下がっていますが、
平均的な状態で推移しています。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は300nTの小規模の変化が1回発生した程度で、
その前後は変化のない状態が続いています。




太陽黒点相対数の長期変化。1月の黒点相対数は 123.0 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO衛星 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


7日に3575黒点群で発生したM5.1の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)



(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。