宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/12/ 5 11:58 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の夕方に500km/秒から550km/秒へ高まり、 現在までこの状態が続いています。 磁場強度は、昨日の午後に10nTへ強まり、 今日に入った頃からさらに上昇して、 現在は15nTに強まっています。 太陽風磁場の南北成分は、 北寄りの傾向が続いています。 速度は高まっていますが、磁気圏への影響は限定的で、 AE指数は小規模の変化が見られる程度です。 コロナホールの影響が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 西側の半分くらいまで進んでいて、 現在が一番強まっているところかもしれません。 前周期の太陽風速度の高まりは、 11月6日から11日にかけて続きました。 今回は何日くらい続くでしょうか。 太陽は、南西の端(右下)の3500黒点群で C4.7の小規模フレア、 北東の端(左上)の領域で C3.9、C3.0の小規模フレアが発生しています。 大きい変化ではありませんが、 北東の端の領域はこれからこちら側を進むので、 注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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