宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 9/26 08:17 更新 太陽風の乱れは終わりに近づいています。磁気圏は穏やかになっています。 担当 篠原 昨日の朝に到来した太陽風の乱れは、 その後、磁場強度がさらに上昇して、 25日19時(世界時25日1時)頃に34nTに達しました。 以降はゆっくりと下がっていますが、 現在も17nTと強まった状態です。 一方、磁場の南北成分は、 25日10時(世界時25日1時)以降は 北向きで推移する様になっています。 磁気圏の活動もこれ以降は弱まって、 AE指数は、25日のグラフに入ると 500nTの中規模の変化が見られる程度になり、 グラフの最後は変化がなくなっています。 太陽風の速度は、 450km/秒前後と平均的な状態で推移しています。 この後、磁場強度はゆっくりと下がって、 太陽風は穏やかな状態に戻るでしょう。 太陽は、中心部の南側(下側)の3445黒点群と その左側の領域で連続するようにフレアが発生して、 X線強度としてはC9.9と Mクラス寸前の小規模フレアになっています。 この左側の領域は、黒点が昨日よりも大きくなっています。 太陽の南側で発生したC9.9の小規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |