宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:17)
今日、C4.3の小規模フレアが発生しました。
また、M4.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/26 07:11 C3.3
05:52 C2.8
03:56 C4.3
9/25 17:03 C9.9
14:26 C1.7
13:16 C2.4
07:17 C5.2
05:00 C6.6
02:15 C3.4
01:13 C3.0
9/24 23:53 M1.0
20:45 C4.3
18:57 C9.7
18:33 C6.9
18:07 C2.6
15:05 C4.5
14:26 C2.0
13:18 C3.0
12:18 M4.4
11:54 M1.9
10:00 C4.8
05:17 M1.5
04:00 C2.5
00:08 C8.7

黒点  9/25 (NOAA)
磁場 フレア
3433 1 α ---
3435 16 βδ C4
3438 6 β ---
3439 1 α ---
3440 1 α ---
3441 12 β ---
3442 1 α ---
3443 8 βγ M1
3445 24 βδ M4
3446 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:04 451 +0.2
-2 h 457 +5.9
-4 h 468 +5.1
-6 h 451 +5.7
-8 h 427 +7.6
-10 h 452 +8.0
-12 h 474 +16.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
07:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
9/26 0.3 2x10^2
9/25 2.3 8x10^3
9/24 1.8 6x10^3
9/23 0.4 6x10^3
9/22 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 9/21 13:59 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2023/ 9/22 13:31 M8.7の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 9/23 14:23 太陽風は平均的な状態です。Mフレアが3回発生しています。
2023/ 9/24 09:39 太陽風は低速になっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2023/ 9/25 08:10 太陽風の乱れが到来しました。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。
最新のニュース

2023/ 9/26 08:17 更新
太陽風の乱れは終わりに近づいています。磁気圏は穏やかになっています。

担当 篠原

昨日の朝に到来した太陽風の乱れは、
その後、磁場強度がさらに上昇して、
25日19時(世界時25日1時)頃に34nTに達しました。
以降はゆっくりと下がっていますが、
現在も17nTと強まった状態です。

一方、磁場の南北成分は、
25日10時(世界時25日1時)以降は
北向きで推移する様になっています。
磁気圏の活動もこれ以降は弱まって、
AE指数は、25日のグラフに入ると
500nTの中規模の変化が見られる程度になり、
グラフの最後は変化がなくなっています。

太陽風の速度は、
450km/秒前後と平均的な状態で推移しています。

この後、磁場強度はゆっくりと下がって、
太陽風は穏やかな状態に戻るでしょう。


太陽は、中心部の南側(下側)の3445黒点群と
その左側の領域で連続するようにフレアが発生して、
X線強度としてはC9.9と
Mクラス寸前の小規模フレアになっています。

この左側の領域は、黒点が昨日よりも大きくなっています。




太陽の南側で発生したC9.9の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。