宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 9/23 14:23 更新 太陽風は平均的な状態です。Mフレアが3回発生しています。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと どちらも平均的な状態です。 グラフの最後で速度が380km/秒に少し下がっていますが、 この後、低速になっていくのでしょうか。 磁場の南北成分は、弱い南寄りの状態が続いています。 このため磁気圏の活動は少し強まっていて、 AE指数は300〜600nTの小中規模の変化が 連続的に発生しています。 磁場の南寄りの状態はどこまで続くでしょうか。 太陽は、北西(右上)の3443黒点群で、M1.4、M1.5、 中心部の3435群でM1.9と中規模フレアが3回。 また、南西の端(右下)の3437群でC9.8の小規模フレアなど、 フレアが頻繁にあちこちで発生しています。 X線グラフは次々にフレアのピークが発生しています。 また、SDO衛星AIA304を見ると、 22日16時(世界時22日7時)頃に 太陽の中心部でフィラメント噴出が発生していて、 その後、右側の領域でも噴出が続いています。 これらの活動により、SOHO衛星LASCO C3では、 CME(コロナ質量放出)が次々に飛び出しています。 中心部で発生した場合は、 太陽風の乱れが地球へやって来る可能性があります。 変化はあまり大きくないと思いますが、 3日後くらいの太陽風に注目して下さい。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽から次々とCMEが発生しています。 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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