宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:39)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、M1.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/24 05:17 M1.5
04:00 C2.5
00:08 C8.7
9/23 22:41 C2.8
22:11 C3.3
21:42 C3.4
20:00 C2.7
19:07 C3.0
18:00 C7.6
16:03 C3.8
14:28 C4.1
13:11 C2.3
11:58 C2.7
08:43 C8.6
07:28 M1.9
06:17 C2.7
05:18 C3.3
04:26 C9.8
02:07 M1.5
00:56 M1.4
9/22 23:41 C1.9
21:34 C3.8
20:29 C7.3
17:37 C5.3
15:56 C6.5
14:28 C6.3
13:18 C8.3
11:28 M1.2
04:36 C2.8
01:02 C3.2

黒点  9/23 (NOAA)
磁場 フレア
3433 1 α ---
3435 6 β M1
3437 5 β M1
3438 12 β C7
3439 2 β ---
3440 1 α ---
3441 8 β ---
3442 1 α ---
3443 15 βγ M2
3444 1 α ---
3445 9 β C9
3446 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:36 326 -2.7
-2 h 322 -3.1
-4 h 333 -4.1
-6 h 326 -1.5
-8 h 327 -2.8
-10 h 330 -0.6
-12 h 355 -3.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -33 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
9/24 0.3 6x10^3
9/23 0.4 6x10^3
9/22 0.3 3x10^3
9/21 0.3 8x10^3
9/20 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 9/19 14:04 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が強まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2023/ 9/20 13:31 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2023/ 9/21 13:59 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2023/ 9/22 13:31 M8.7の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 9/23 14:23 太陽風は平均的な状態です。Mフレアが3回発生しています。
最新のニュース

2023/ 9/24 09:39 更新
太陽風は低速になっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

景山植光さんより、イエローナイフで撮影された
オーロラ写真の続きをいただきました。
世界時21日、22日の写真です。

太陽風の乱れは終わっていて、
速度は400km/秒程度と平均的な状態に戻っていました。
AE指数も変化が少なくなっていた頃ですが、
現地ではこの様にきれいなオーロラが出現していた様です。

1枚目は高い領域の深い赤色が印象的です。
2枚目は、少し雲がかかっていますが、
オーロラの太い輝きがいくつも並んでいます。

素晴らしい写真をどうもありがとうございます。



太陽風は、速度が330km/秒へ下がり、低速になっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です

磁場の南北成分は、
変化は小さいですが、南寄りの傾向が続いています。
このため、速度は下がってきましたが、
磁気圏の活動はある程度高まった状態が続き、
AE指数は300〜600nTの小中規模の変化が
繰り返し発生しています。

磁場の南寄りが続いている様子は、
27日周期の図を見るとよく分かります。
小さい変化ですが、どこまで続くでしょうか。


太陽は、北西の端近く(右上)の3443黒点群と、
中心部南東(左下)の3445黒点群で
Cクラスの小規模フレアが頻繁に発生しています。
規模は、3445群のC7.6、C8.7以外は
C2〜3程度と小さくなっています。
活発な状態は続いているので、注目して下さい。

今朝、24日5時(世界時23日20時)の
M1.5の中規模フレアは、
北西の端の向こう側に進んだ3436群で発生しています。



カナダ・イエローナイフで、現地21日0時5分(世界時21日6時5分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地22日1時39分(世界時22日7時39分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地22日2時5分(世界時22日8時5分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。