宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:01)
今日、M3.4の中規模フレアが発生しました。
また、M2.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/16 14:11 M3.4
13:22 C1.1
09:43 M2.9
07:15 M1.7
9/15 22:11 C2.1
14:54 C7.0
13:24 C1.2
11:43 C7.5
09:39 C7.4
06:16 M2.5
04:25 M1.9
03:30 C2.9
00:20 C4.6
9/14 15:41 M1.4
13:24 C1.5

黒点  9/16 (NOAA)
磁場 フレア
3423 6 β C1
3425 8 β C3
3429 13 βγδ M3
3430 5 β ---
3433 1 α ---
3434 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:55 423 +0.3
-2 h 431 +3.3
-4 h 444 +4.2
-6 h 444 +2.0
-8 h 437 +0.6
-10 h 449 -0.3
-12 h 462 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 1 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
9/16 0.3 3x10^2
9/15 0.5 7x10^2
9/14 0.6 3x10^2
9/13 0.3 3x10^2
9/12 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 9/11 14:17 M1.3、M1.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2023/ 9/12 14:20 太陽風はやや低速です。太陽の向こう側でCMEが続いています。
2023/ 9/13 13:46 太陽風磁場の強まりが到来して、磁気圏の活動が強まりました。現在は穏やかです。
2023/ 9/14 13:00 太陽風は低速になっています。太陽は静かな状態です。
2023/ 9/15 13:18 Mクラスのフレアが続き、CMEが地球に向かっています。太陽風はやや高速です。
最新のニュース

2023/ 9/16 15:01 更新
太陽でM3.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

昨日お知らせした
14日午後のCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、
明日の朝、17日8時(世界時16日23時)頃に到来する可能性があると、
NOAA/SWPCの予報で発表されています。
この予報によると、飛び出した乱れの端が地球に到来するため、
変化は小さいものになる様です。
どの様な変化がやって来るでしょうか。

太陽では、中心部北側(上側)の3429黒点群で、
今朝、16日7時半(世界時15日22時半)にM1.7、
16日9時半(世界時16日0時半)にM2.9と、
中規模フレアが2回発生しています。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
どちらも短い時間の輝きになっていて、
CMEの発生はなさそうです。

また、東端(左端)の向こう側から活動的な領域が近づいている様で、
フレアの輝きが見え始めています。
これからどの様な領域が現れるでしょうか。

と書いている所で、
16日14時半(世界時16日5時半)に、
この東端の領域と中心部の3429群で、
連続するようにフレアが発生しました。
X線の強度としてはM3.4の中規模フレアになっています。
変化の途中ですが、SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
2箇所がほぼ同時に輝いています。


太陽風は、速度が450km/秒から420km/秒へ下がり、
磁場強度も7nTから5nTへ下がっています。
どちらも小幅の変化ですが、
太陽風は平均的な状態になっています。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は小規模の変化も発生していますが、
全体としては静かに推移しています。




CMEによる太陽風の乱れは、17日8時(世界時16日23時)頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


太陽の中心部で発生した、M1.7とM2.9の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東端と中心部でほぼ同時に発生したM3.4フレアの様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。